博多港に大型クルーズ客船「飛鳥3」が初入港 7月20日に就航

2025/07/14 (月) 16:30

郵船クルーズが新たに造船した大型客船「飛鳥3」が、7月20日の運航開始を前に、福岡市の博多港に初めて入港しました。

記者
「新たに運航を開始する豪華客船が、博多港に初めて入港します。すごい迫力ですね」

7月20日に運航が始まる、飛鳥3。14日の博多港への入港は、就航前のオペレーション確認の一環で、関係者を乗せて実施されました。デビューする飛鳥3は、全長230メートルの大型クルーズ船で、飛鳥2を運航している郵船クルーズにとって、34年ぶりの新造船です。乗客の定員は740人と、飛鳥2よりも130人ほど減らしていて、一人あたりの面積を広くとり、サービスの質を上げるのが狙いです。船内には6つのレストランやプールに露天風呂、シアターなども完備されています。また客室は全室が海をのぞむバルコニー付きで、シングルルームも用意されています。使用する燃料は重油と軽油に加え、日本のクルーズ船として初めて、二酸化炭素排出量が比較的少ない、LNG・液化天然ガスにも対応しています。14日はこのあと、海上で別の船からLNG燃料を供給します。

福岡市港湾企画課 黒瀬圭課長
「乗客のターゲットが日本人ということで、九州中の人が博多港から出発する機会が増えていくことを期待しています」

「飛鳥3」は2025年いっぱい、お披露目寄港として国内を中心に運航され、2026年からは海外のクルーズを中心に展開されます。

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