人工呼吸器を外して娘を殺害の罪 母親は起訴内容を認める

2025/07/11 (金) 16:30

2025年1月、当時7歳の娘の、人工呼吸器を外し殺害した罪に問われれている母親の初公判が7月11日に福岡地裁で開かれ、母親は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、殺人の罪に問われている福崎純子被告(45)は2025年1月、福岡市博多区の自宅マンションで、日常的に医療的ケアが必要な娘の心菜さん(7)の人工呼吸器を外し窒息させ、殺害したとされています。

7月11日の初公判で福崎被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。冒頭陳述で検察は、娘の介護を巡り、親族や夫から受けた発言などで孤独感と疎外感を感じ、「私と娘はいらない存在なんだ」と無理心中を考えるようになったと指摘しました。弁護側は、娘は国指定の難病・脊髄性筋萎縮症で、当時国内で1人だけの最重症患者だったと説明。被告が「周囲に疎まれている」という強い孤独感と疎外感を増幅させ、心中を考えるようになったと訴えました。

この記事をシェア

最新のニュース

  • テレQ|テレQ ニュースPLUS
  • テレQ投稿BOX
  • アナウンサーズ公式Xはこちら
  • テレビ東京|[WBS]ワールドビジネスサテライト
  • テレビ東京|Newsモーニングサテライト
  • テレビ東京|昼サテ
  • テレビ東京|ゆうがたサテライト