小倉の中国料理の名店「耕治」 大火から1年半後に開店

2025/07/08 (火) 16:30

2024年に発生した小倉北区・鳥町食道街の大規模火災の影響で営業を休止していた中華料理の老舗「耕治」。7月8日新たな場所に店舗を構え直しオープンしました。


「昔から行っている店でラーメンもチャーハンもおいしいのでなくなる店が多いなか復活して良かった」

「本当においしい。北九州市出身の友だちに勧められて来たけれど想像以上でした」

耕治 平野義英部長
「客が喜ぶのを見てホッとしたしうれしかった。1年半待たせた申し訳なさがあったが、みんな喜んでいたのでとてもうれしいしありがとうございますという思いでいっぱい」

耕治は北九州市民におなじみの飲食店街鳥町食道街で70年前に創業。名物メニューは、だしのきいた醤油ラーメンにふかひれを姿ごとのせたこの贅沢な一杯です。しょうゆ風味の濃いめの味わいで人気を博しました。北九州市出身の小説家松本清張も度々通い、「ここのフカヒレラーメンを食べると原稿がはかどる」と 話していたということです。しかし、2024年1月、鳥町食道街で発生した大規模な火災で、耕治を含む36店舗が被害を受け休業を余儀なくされました。鳥町食道街の跡地は現在イベントなどに利用されていますが、常設店の設置は見通せておらず耕治は食道街に近い別の場所に移転しました。

耕治 平野義英部長
「鳥町食道街の時と同じように末永くずっと伝統の味を守り続けていきたい」

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