「私は子どもを捨てていない」死産した赤ちゃんをゴミ箱に遺棄したベトナム人の女 控訴棄却

2025/11/04 (火) 16:30[2025/11/04 (火) 18:16 更新]

死体遺棄の罪に問われているのはベトナム人技能実習生のグエン・テイ・グエット被告(21)です。起訴状などによりますと、グエット被告は2024年2月、福岡市博多区のアパートの一室で死産した男の赤ちゃんの遺体をビニール袋に入れてゴミ箱に遺棄したとされていますこれまでの裁判で、弁護側は「出産直後で心身ともに極限状態にあった。遺体は一時的に置いただけで、遺棄にはあたらない」として無罪を主張しましたが2025年3月の一審で福岡地裁はグエット被告に懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡していました。11月4日に開かれた控訴審判決で、福岡高裁は、出産時の事情を考慮したとしても「原判決に誤りはない」として一審の判決を支持し控訴を退けました。その後、開かれた弁護人らによる集会にはグエット被告本人も参加しその胸の内を明かしました。

グエン・テイ・グエット被告
「私は子どもを捨ててはいない。この判決を受け入れられない」

グエット被告は判決を不服として、最高裁判所への上告の意思を明らかにしました。

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