福岡市もおこめ券配布せず 下水道料金2カ月無料化へ

2025/12/08 (月) 16:30

福岡市も「おこめ券」の配布を見送りました。福岡市は約127億円の補正予算案を12月11日に開会する議会へ追加提出することを明らかにしました。このうち74億円は国の物価高対策、「重点支援地方交付金」で国が推奨する「おこめ券」の配布ではなく、2026年3月までにほぼ全ての一般家庭の下水道料金2カ月分を免除します。

福岡市財政調整課 中村将道課長
「全世帯に速やかで公平な支援が行き届く下水道料金の減免など従前交付金を活用して、実施したことがある事業を補正内容に設定します」

この対応に街の人は。

福岡市民
「おこめ券は無駄があるので、水道料金だったら直に役に立つのでありがたいです」
「下水道料金の方がいいです。コメは買わなくてもいい人もいると思います」
「おこめ券がいいです(Q.理由は)コメは値段が高いです。消費しやすいです」
「水道はあまり使っていないのでおこめ券の方が良いです」

おこめ券を巡っては配布に時間や経費がかかると指摘されているほか、業界への利益誘導ではないかとの批判も出ています。北九州市もおこめ券を配布しない方針を示していて、住民税非課税世帯への現金給付や、市内の店舗で使えるプレミアム付商品券の発行支援に充てる方針です。物価高の波に苦しむ人をどう助けるのか。迅速な支援が求められます。

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