少雨による水不足 福岡県内での影響と広がる不安 

2026/02/17 (火) 16:30

少ない雨とそれによる水不足。その影響と不安が広がり始めています。

糸島市在住
「不安ですね。ためおき。何本かはためてます」
「少なくなる前から家では水を使わないようにしていたのであまり生活面では変わっていないんですけど、子供もいて断水になったら風呂が困ります」

蛇口から出る水の量を抑える「減圧給水」が始まっている糸島市。糸島市も寺内や小石原川などいわゆる筑後川水系のダムを主な水源としています。住民から聞かれたのが…

「30年前くらいかな。その時は大変だった」

1994年から95年にかけ、県内の広い範囲で断水を余儀なくされ「平成の大渇水」。福岡市では最大12時間の断水となりました。水源から水を取る量を抑える取水制限は、今すでに「平成の大渇水」と同じ水準になっています。

糸島市水道課 田中輝昭課長
「雨が降らなければ、時間断水なども必要になってくる恐れはあります」

糸島市は市が管理する井戸や市内にあるダムからの取水量を増やしていますが、厳しい状況に変わりはありません。

fika hair shop 桜井俊一郎代表
「いつもより風呂の水がたまるのが遅くなっています」

減圧給水の影響を感じている桜井さん。自宅と同じ建物で美容室を経営しています。髪を洗ったり流したり、多くの水を使うだけに水不足は店の営業に直結する問題です。

「パーマやカラーの客が多いので、そのあたりのメニューができなくなるのかなと考えたら不安は大きいですね」

Q.水が使えなくなったらどうしますか
「その時は臨機応変にカットだけ受け付けてますと告知するしかないですかね」

雨が少ない状態は2025年の秋から続いています。影響は農業の現場にも。

徳永侑也さん
「白菜の葉っぱが例年だったら二回りくらい大きいのですが。2〜3週間くらい生育的がずれこんでいます」

およそ4000株の白菜を育てている畑で、徳永さんは2月下旬に収穫を始める予定だったということですが、ここ数カ月雨が少なかったため、生育が大きく遅れました。この遅れは収穫に致命的な影響があるといいます。別の畑で育てている白菜を見せてもらうと。

「花芽が先に出てくる。先ほどの畑の白菜はこのままいくとその状態になるんじゃ
ないかと思います。花が先に咲くと白菜としての価値はないので全部廃棄です」

夏の高温に続き、今度は雨不足。今までの常識が通用しないと徳永さんは頭を悩ませています。

「生育初期の段階と追肥をする段階で川の水を引っ張るとか、そういう対策をしていくのが重要かと思います」

ほかにも、保水や保湿に優れた土を使うなど対策はあるといいます。しかし、夏は猛暑や大雨、その一方で雨不足と、極端な気象現象に対応するための経済的な負担は少なくありません。

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