6つの小学校を1つに統合 福岡県鞍手町の思惑は

2026/04/03 (金) 16:30

鞍手町は、2年後、町にある6つの小学校全てを1つの小学校に統合します。地域には大きな変化となりますが、4月3日新しい小学校の起工式が行われました。

新しくできるのは、鞍手小学校です。4月3日は、岡崎邦博町長など約50人が参加し、工事の安全を祈願しました。新しい小学校は、鉄筋コンクリート3階建て。総工費は約87億円です。遠隔地から通うことになる児童は、スクールバスでの通学となります。

鞍手町 岡崎邦博町長
「1学年1学級という学校がほとんどだったので、クラス替えができる。みんなで学習できたり、大人数の中で切磋琢磨できる向上することもできることが一番のメリット」

鞍手町には6つの小学校があり、新しい小学校は、剣南小学校の跡地に建設され、一番遠い室木小学校からは、約6キロの距離があります。旧産炭地の鞍手町。現在の人口は、1万4500人。10年前に比べて約2000人減っているほか、子どもの数は最も多かった1958年の5000人と比べると9割近く減っています。

鞍手町 岡崎邦博町長
「人口が3万人以上いた時代もありましたが、就職・進学で若い人が鞍手町を出て行くことが大きな原因だと思っています」

鞍手町北部にある古月小学校。2026年、創立137年を迎えますが、児童数はわずか55人です。通学が遠くなる児童の保護者は。

保護者
「(小学校に)慣れたところから転校みたいな形になるので、そこは慣れないといけないのかなというのはあります」
「こちらの古月小学校は人数が少なくてアットホームというところがいいところだが、統合校になると6校が一緒になるので人数も増えるので不安はあります」

統合のメリットを、福岡県内の別の町、香春町で見てみます。香春町では4年前、4つの小学校と2つの中学校を1つの学校に統合しました。新しい校舎になった上、タブレットを使った最新の授業を受けられるようになり、別の自治体から学びに来る児童もいるそうです。

鞍手町 岡崎邦博町長
「子ども子育てを中心に今後とも施策を考えていくので、小学校ができたら転入に結びつくことができたらと期待している」

2年後に開校する新しい小学校。児童は約30人減り、580人が通う予定です。

この記事をシェア

最新のニュース

  • テレQ|テレQ ニュースPLUS
  • テレQ投稿BOX
  • アナウンサーズ公式Xはこちら
  • テレビ東京|[WBS]ワールドビジネスサテライト
  • テレビ東京|Newsモーニングサテライト
  • テレビ東京|モーサテサタデー
  • テレビ東京|昼サテ
  • テレビ東京|ゆうがたサテライト