秀吉ゆかりの地で献茶式 福岡・筥崎宮「茶の魅力を後世へ」

2025/04/23 (水) 16:30

2025年も新茶の季節到来です!福岡市東区の筥崎宮では、茶道の発展を願い神前にお茶を奉納する「献茶式」が開かれました。

木戸優雅アナウンサー
「しんと静まり返った空気の中、お茶の柔らかな香りが広がっています。境内は新緑に包まれていて、春の息吹を感じます」

「献茶の儀」では、裏千家の丹心斎千宗史若宗匠(たんしんさい せんそうし わかそうしょう)が茶を点て、門下生がその姿に見入っていました。筥崎宮とお茶の深い結びつきを伺わせるのが茶道の祖・千利休が奉納としたとされる石灯籠です。

ここ箱崎では1587年、豊臣秀吉が九州征伐の際、千利休らを招いて大規模な茶会を開いたとされ、献茶式は当時を偲んで毎年開かれています。

筥崎宮権禰宜 後藤学
「日本の伝統文化を後世に伝えていくことを意識しながら、お茶の素晴らしさを皆さんに伝えていきたいと思っています」

福岡県内の茶の生産量はピークだった2012年と比べ、2023年には3割減少。地域の歴史を絡めて茶の魅力を発信していました。

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