2度のニセ電話詐欺を看破 女性郵便局員にマイスターの称号

2025/04/28 (月) 16:30[2025/04/28 (月) 18:57 更新]

福岡県内のニセ電話詐欺の被害が過去最悪のペースで発生する中、北九州市門司区の郵便局に勤める伊地知恵美さんが、2度のニセ電話詐欺を防いだとして、警察は被害防止の達人に認定しました。今回、伊地知さんは、勤務中の郵便局でATMの前で携帯電話で通話しながら操作する男性に声掛けをしたところ、ニセ電話詐欺と分かり、被害を未然に防いだということです。3年前にも同じように詐欺被害を防いだ伊地知さん。詐欺の可能性に気付くポイントは、職場全体で防犯意識を共有することだと言います。被害者は、まさか自分がだまされているとは思っておらず、周りは怪しいと思ったらためらわず声掛けをすることが大切だと呼び掛けました。

門司藤松郵便局 伊地知恵美さん
「あの人は不審な動きをしているのではないかとかとみんなで連携して話し合うことが大事かなと思います」

警察によりますと、福岡県内のニセ電話詐欺による被害は、2024年の同じ時期と比べると大幅に増加していて、過去最悪のペースです。息子や警察を装って、現金をだまし取ろうとするケースが多いということです。

門司警察署 板谷卓二署長
「(詐欺発生)数がかなり多いのでいろいろな関係するところと良好な関係を築いて情報を共有しながら抑止・検挙につなげたい」

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