【夜のすいぞくかん】広がる魚たちの「夜の世界」 福岡市・マリンワールド海の中道 

2025/04/28 (月) 16:30

26日始まった最大11連休のゴールデンウイーク。多くの人が人気スポットや観光地に行くなど、休みをいろいろな形で楽しんでいるようです。そうした中、マリンワールド海の中道は、昼には見られない魚たちの夜の姿を見ることができるイベントを開催。博多湾を背に宙を舞うイルカたちが会場を沸かせています。マリンワールドの営業時間は通常、午後5時半までですが、期間中は午後9時まで延長。夜の魚たちの姿やショーを見ることができます。


「楽しいです」
「いつもと違うので子どもも刺激になって楽しいと思います」
「ゴールデンウイークで地元は兵庫県だがきれいと思って(来ました)」

いつもはにょろにょろと顔を出しているチンアナゴも砂の中に隠れてしまいました。そして、気持ち良さそうに眠っているのはアシカ。癒やされますね。アザラシたちも子どもの呼び掛けに夜は応えず、眠ったままです。一方で、夜になると活発に動き出す生き物も。こちらのエビは夜行性。昼はほとんど動きませんが、夜は水槽内を歩き回っていました。そして、「夜のすいぞくかん」の楽しみの1つがある魚のショー。多くの人が開始を待っていたのは、音楽と光に合わせた2万匹のイワシによるショーです。バックヤードを特別に見せてもらいました。アナウンスを担当する飼育員の勢村さん。

マリンワールド海の中道 勢村天珠さん
「楽しい時間をお過ごしください」

開演を告げるアナウンスを終えると

「ではいきます。3、2、1はい」

どこかと連絡を取っています。その相手はイワシがいる大水槽の上。こちらには飼育員の大野さん。合図を受け移動した後大水槽につながる管に何かを入れています。これは、イワシのエサ。実はエサを水槽内の複数の位置にまくことでイワシを誘導しているのです。

マリンワールド海の中道 大野花歩さん
「入れたからすぐ集まってくるわけではないので最初は多めにエサを入れています」

下からはイワシの様子を見て勢村さんがエサの量などを指示。

勢村さん
「(イワシの)寄りが悪いのでもう少し(エサを)多めに入れても良いかもしれないです」

2人で連携しエサの量やまく位置を調整することで、イワシが音楽や光に合わせた動きをするわけです。2万匹のイワシの大群が鮮やかに水槽内を駆け回り幻想的な世界を生み出しました。


「光がきれいでした」
「すごくきれいで、次もまた見に来たいと思いました」

勢村さん
「普段は見られない魚たちの動きや雰囲気を見られるのでそこに注目して見るとより楽しめます」

大野さん
「昼には見られないカラフルで幻想的なところがすてきです」

皆さんもぜひいつもとはひと味違う「夜の世界」を楽しんでみてはいかがでしょうか?「夜のすいぞくかん」は4月29日と5月3日〜6日までの期間、開催されます。

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