梅雨の時期は「ボンネットネコ」に注意! その対策は?

2025/06/09 (月) 16:30

梅雨時期、車での外出の際にあることに注意が必要です。それはネコがある場所に侵入してしまうというケースです。その対策を取材しました。

このかわいらしいネコ。一体どこにいるでしょう。

これは「ボンネットネコ」と呼ばれ、車のエンジンルーム内にネコが入り込むという困ったケースのこと。

JAF福岡支部 緒方将さん
「雨が苦手というのが関連しているのかもしれません。寒い時期、ネコは暖かいところに避難しそうなイメージがありますが」

JAFによりますと、「エンジンルームにネコが入り込み、なんとかしてほしい」という依頼は、冬場の1カ月は30件だったのに対し、梅雨の時期は711件。冬場の20倍以上です。

ぬれるのを嫌がるネコにとって、雨風をしのぐことができる暗くて狭いエンジンルームは心地よい場所。

さらにもう1つ関係してくるのが、ネコの繁殖期です。ネコの繁殖期は春と秋。梅雨時は春に生まれた子猫が活発に動き、小さな体で隙間から入り込みます。

「上から見るとスペースがない。車の下から入り込んだり、足回り・根元から入り込んで、若干スペースが空いているところからすっと中に入り込んでしまいます」

特に高温のエンジンやエンジンベルトの近くにいた場合は、ネコがやけどや大けがをするなど痛ましい事故につながり、エンジンが故障して、走行中にストップしてしまうこともあります。ネコにとってもドライバーにとっても非常に危険です。どんな対策があるのでしょうか。

「エンジンをかける前にボンネットを軽くこんこんとたたくネコチェックを行ってください。まだ逃げていないようでしたら、一度ボンネットを開けてネコがいるかどうか所在を確認してください」

警戒心の強い子猫だと引っかく恐れがあるほか、高電圧のケーブルなどを触れると危険な部分もあるため、無理をせずにJAFなどの専門家に依頼をするのがよさそうです。

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