北九州市 小惑星の「かけら」を展示 生命誕生の手掛かりに

2025/05/29 (木) 16:30

宇宙から地球に持ち帰った惑星の「かけら」が北九州市で展示されています。生命誕生の謎を解明するかもしれない貴重なサンプルです。

記者
「そのかけらは目には見えないんです。この顕微鏡を通して見ることができます。まるでガラス玉のようなものですね」

これは「イトカワ」という直径約500メートルの小惑星から採取されました。北九州市八幡東区のスペースラボ。プラネタリウム誕生100年を記念して宇宙への関心を深めてもらおうと展示されています。こちらの黒い粒はおよそ3ミリ、「リュウグウ」という直径900メートルほどの小さな天体から採取したものです。「イトカワ」と「リュウグウ」には日本の小惑星探査機「はやぶさ」が到着し表面の石や砂を採取して地球に持ち帰りました。

スペースラボ 学芸員 小林宏紀さん
「私たちの地球がなぜこれだけ水や生命にあふれる星なのかという謎を解き明かすかもしれないという意味で大変貴重なサンプルです」

この特別展は6月8日まで開催、隕石や宇宙探査に関する資料も展示しています。

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