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何が変わる？６月１日から職場の熱中症対策義務化

2025/05/30 (金) 16:30

本格的な夏の到来を前に６月１日から職場での熱中症対策が義務付けられます。何が変わるのでしょうか？

福岡市博多区では熱中症予防対策セミナーが開かれ、約１４０人の企業の担当者が参加しました。

今回、職場に義務付けられるのは主に３つ。１つ目が熱中症の恐れがある人を見つけた場合の報告体制の整備。２つ目が重症化を防ぐ手順を作ること。３つ目が、これらを働く人など関係者に周知することです。

講演では、今回の省令改正に関わった産業医科大学の堀江副学長が熱中症のメカニズムや職場で簡単にできる対策について説明しました。

Ｑ．きょう話を聞いて一番ためになったことは何でしたか？

参加企業の担当者
「今までの対策ではとても追い付かないとすごく感じましたので空調服を入れていますが、それの風力をバージョンアップした服に買い替えたり、そういうことを考えていかないと駄目だと思いました」

参加企業の担当者
「一番は罰則があるということで守らなければいけない部分があります。そこを再認識させてもらいました」

Ｑ．特に注意すべき業種、職種は？

産業医科大学　堀江正知副学長
「特筆すべき業種は『警備業』自分では環境調整ができないからです。また安全のために服装も割と重装備になっていて、熱中症のリスクが高いと考えられます」

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