西鉄6年ぶりに天神に帰還 ワンビル本社内部を公開

2025/05/23 (金) 16:30

西鉄がおよそ6年ぶりに本社を福岡市天神に戻します。新しい拠点となるのが2025年4月に開業したワン・フクオカ・ビルディング、通称「ワンビル」です。西鉄は、福岡市天神「ワンビル」の9階と10階に本社を移転。来週26日月曜日の業務開始に先立ちその内部が23日、報道陣に公開されました。

記者
「緑がたくさんのオフィスです。公園の開放的な風景をイメージしたそうです。ここで打ち合わせをするんですね。まるでターミナルのように人と情報が交わる場所になることを目的にしているそうです」

広さはおよそ7000平方メートル。西鉄の19部門およそ700人が働きます。仕事をするスペースは一部の社員をのぞいて自由。集中したい時のために個室も用意されています。そしてこのジャングルのような部屋は「集中・リラックススペース」です。

記者
「移転を機にお昼寝30分オーケーというルールを設けたそうです。砂利の上を歩いてまるでリゾートにあるチェアです。これは寝てしまいそうです」

ワンビルはかつて西鉄本社があった「福岡ビル」などの跡地に建てられました。福ビルはオフィスビルの役割にとどまらず商業施設として、また天神のランドマークのひとつとして親しまれてきました。しかし、福岡市が進める再開発計画に伴い、2019年で営業を終了し、解体。その後、西鉄本社は博多区の「博多センタービル」に移転していました。ワンビルの完成に伴い、およそ6年ぶりに本拠地である天神に戻ります。

西鉄 総務部 樋口茉衣さん
「想像以上にいい空間になりました。街の発展に貢献できるような存在になっていきたいです」

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