北九州市 梅雨入りを前に水害訓練 初動対応を確認

2025/05/27 (火) 16:30

まもなく梅雨入りを迎える九州北部。土砂災害や冠水など大雨による災害への備えが各地で本格化しています。北九州市の若松区役所では、水害を想定したシミュレーション訓練が実施されました。

記者
「こちらの防災ルームでは緊張感が張り詰めています。今回はブラインド型といって職員は内容を知らされないまま災害の初動対応を訓練します」

訓練には若松区の職員や消防署員など50人が参加。大雨の影響で崖崩れなどが発生した想定で被害状況の把握や避難所の開設などをその場で判断しながら進めていました。

若松区役所 総務企画課 村上幸夫さん
「災害がどのように悪い状態に発展していくのか、備える上でも初動段階の情報収集が非常に大切と考えています」

北九州市内には急な傾斜地が多く土砂災害の危険性が高い地域もあるといいます。市では今後も各区で同様の訓練を実施し災害への備えを強化する方針です。

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