備蓄米がついに福岡県内の店頭に　１時間で完売も　コスモス薬品｜ニュース｜テレQ

備蓄米がついに福岡県内の店頭に　１時間で完売も　コスモス薬品

2025/06/04 (水) 16:30

記者
「福岡県にもついに備蓄米が店頭に並びます」

福岡市西区にあるドラッグストアコスモス下山門店。オープン前の店内でコメ売り場の目立つところに置いていくのは、５キロ１９８０円の備蓄米です。全部で４０袋を並べます。

コスモス薬品は国に対し、２０２２年産のコメ、いわゆる古古米を２万トン申請。それが届き、福岡県内ほぼ全ての店と九州の一部、あわせて２１５の店に備蓄米を振り分けました。

コスモス薬品店舗運営部　武井洋陽さん
「１年ほど前からコメの不足が続き、価格の高騰もあり消費者の皆様も大変な負担を被っていたと思います。今回備蓄米を入荷することができて大変うれしい」

営業開始の午前１０時。コスモス薬品は今回、客の混乱を避けるため、備蓄米の販売日を事前に知らせはしませんでした。訪れた客は備蓄米を見かけ、思わず足を止めます。

客
「福岡には（備蓄米は）まだ来ないと言われていたので、早く来てびっくりしました」
「安いですよね、ものすごく」
「まだコメがあるので購入できませんが、なくなったら買いに来ます。速攻で」

思いがけず備蓄米を手にした人は
「そろそろ出ないかなと思って来てみました。そうしたらあったので良かったです」
「涙が出るほどうれしかったです」
「古古米でもなんでも食べられればいいんですよ。お腹いっぱいになれば。ぜいたくは言わないです」
「きょう早速炊きます」

当面の間は１人１点、在庫限りの販売です。この日売り出した備蓄米は１時間ほどで

完売しました。今後の見通しを聞くと…

コスモス薬品　武井さん
「今回の入荷以降は未定です。備蓄米は手に入っていますが、精米が間に合っていません。精米が完了次第、全店舗に平等に公平に行き渡るように、全社を挙げて取り組んでいます」