遠隔操作できる草刈りロボット 暑さ対策にも期待

2025/08/04 (月) 16:30[2025/08/04 (月) 19:01 更新]

熱中症対策に一役買ってくれそうな最新機器の実証実験が進んでいます。やってきたのは九州大学。

記者
「あちらの草刈りロボット。近くに操作している人が見当たりません」

草刈り機を操作しているのは現場から少し離れた涼しい部屋の中。

操作する人
「涼しいところで楽に座って映像を見ながらできるので、楽で楽しいです」

九州大学と民間企業が研究を進める遠隔操作ができる草刈りロボット。

九州大学大学院 光岡宗司准教授
「遠隔で操作できるので、近くの屋内施設や車の中で操作ができるので熱中症対策にも寄与します」

現場から数百メートル離れた位置からでもロボットに搭載されたカメラの映像を見ながら操作できます。高齢化が進む日本の農業の現場。山本さんも言っていたように炎天下での作業は命の危険もあるのです。そうした中、農業に不可欠な草刈りを遠隔で行えることは大幅なリスク低減につながります。この機械は2メートル近くの雑草も切れるほか斜面の草もお手のもの。転倒の恐れがあるこうした場所でも活躍が期待されます。

「今後は完全自動化を目指し、人が屋内で監視しながら作業ができるように開発していきたいです」

猛暑に高齢化、人手不足。農業現場が抱える課題は山積していて最新の技術による解決に期待が高まります。

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