インフルエンザ流行 病児保育は予約争奪戦

2025/12/03 (水) 16:30

福岡市東区の植山小児科医院。院内は朝から多くの患者であふれていました。
子どもたちが頑張っているのはインフルエンザの検査。

植山小児科医院 植山奈実理事長
「(インフルエンザは)去年よりも早いペースではやってきている。」

福岡市内でも学年閉鎖や学級閉鎖が相次ぎ2025年9月以降、幼稚園・小中学校合わせて約200施設が学級閉鎖などをしています。

保護者
「(息子が)インフルエンザになってしまって。(Q.今からは)仕事に急いで行きます。この辺りに預かってくれる所がないので助かる」

診察を終え向かった先は…隣にある病児保育所。この医院では病気の子どもを保護者が看病できない時に預かる病児保育のサービスを提供しています。

こうした施設は福岡県内に現在79の公的施設があり、仕事をする保護者にとっては助かる存在。ただ、人気のサービスとあってこの時期、予約は争奪戦です。

保護者
「朝で9人待ちと言われた。インフルがはやっているので入れなくて残念。もう1つ近くに(病児保育所が)あるので予約をみたが満員だった」

予約は埋まるのが早い一方でキャンセルする人も多いといいます。

植山小児科医院  植山奈実理事長
「予約をしていてもキャンセルの電話をされずにそのままにしている人がいるので非常に困っている」

この医院では予約は、前日の夕方以降に名前を記入する方法を取って必要な人が必要なサービスを受けられるよう対策しています。

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