デフリンピックで金メダル2つ獲得 矢ケ部選手が地元・太宰府に凱旋

2025/12/02 (火) 16:30

音を立てない拍手で迎えられたのは地元・太宰府市に凱旋した筑紫女学園大学3年生の矢ケ部真衣さん。聴覚に障害があり、主な会話は手話で行います。

デフリンピックという国際大会のバドミントン競技で金メダルを獲得しました。

矢ケ部真衣選手
「この金メダルを取るまでの道のりは本当に楽ではありませんでした。たくさんの人のご支援があったからこそ取ることができた金メダルだと思っています」

デフリンピックとは聴覚に障害があるアスリートたちのオリンピック。先月日本で開催され、約80の国と地域から選手たちが集まりました。日本代表として出場した矢ケ部選手は姉の紋可さんとペアを組んだ女子ダブルス、混合団体戦で2つの金メダルを獲得しました。

音のない世界で行うバドミントン。プレーの連携には苦労した部分もあるといいます。

「今回の大会は姉とぶつかってラケットが折れてしまったことがあった。ぶつかっても気にしないで悪いプレーは消し去って良いイメージで試合ができたことがメダルに
つながった結果だと思う」

金メダルを獲得しホッとした矢ケ部選手。今したいことを聞かれると…

「旅行に行きたい。国内で良い宿でゆっくりしたい。温泉につかりたい」

それでももう、次の目標を見据えていました。

「次のデフリンピックもメダルが取れるように頑張りたい」

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