JR九州商事子会社で不正が常態化 アルコールチェック実施せず

2025/11/04 (火) 16:30

JR九州商事の子会社である運送会社で、国土交通省が義務づける点呼やアルコール検査をせずに配送員が業務にあたっていたことが、明らかになりました。

不適切な点呼が行われていたのは、福岡県大野城市に本社があるプレミアムロジックスです。10月7日に親会社のJR九州商事が、佐賀市にある営業所で監査を行ったところドライバーが実際には点呼をしていないのに点呼をしたと、うその報告をしていたことが発覚。その後大野城市の本社などすべての事業所で2024年10月からの点呼状況を調査したところ、あわせて1260件の不正な点呼が確認されました。貨物自動車運送事業法では、貨物車の運転手には業務の開始前と終了後にアルコール検査をすることが義務付けられていますが、アルコール検査を実施しないまま配送員が業務を行っていたということです。事業所内ではそもそも点呼の担当者が設定されていないなど、偽装が常態化していたということで、親会社のJR九州商事は必要な設備・機器を早急に導入し再発防止に努めたいとしています。

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