【衆院選】“大混戦”福岡2区を特集 自民・中道・共産・参政が議席争う

2026/01/28 (水) 16:30

福岡2区の有権者・20代
「4月から社会人になり社会保険料などがかかってきます。少しでも手取りが増えればいいです」
70代
「税金なくなるのはいいが、それよりも先に物価が上がらないようにしないと。サラダをするにもきゅうりが高い、トマトが高い、お弁当も高いです」
40代
「学費の無償化がんばってほしいです。(子ども)まだ小学生だが、将来高校・大学の時に不安です」
80代
「外国の人がすごく多くなりました大橋エリア。知らない、言葉も分からない人たちがいて、排斥するわけではないが不安にはなります」

九州最大の繁華街「福岡市天神」がある中央区など、都市型選挙区の福岡2区。有権者は県内11の選挙区で最多の46万人。住民の入れ替わりが激しく無党派層が多いことからその時々の世論や風の影響を受けやすい選挙区です。

過去6回の結果を見ると2009年に当時民主党の稲富氏が自民候補を破り初当選。次の2012年には、その稲富氏を自民・鬼木氏が破り初当選。その後は、鬼木氏が連勝を重ねたものの、2024年は稲富氏が小選挙区で初めて鬼木氏を破りました。今回は稲富氏、鬼木氏に加え共産と参政の2人の新人が議席を争います。

福岡2区 中道・前 稲富修二氏
「海の中道ではないですよ。中道。我々の生活のど真ん中ということです。この1議席を取ることによって政治を前に動かします。食料品の消費税を8%から0%にする力を私に与えてほしいです」

今回は、自身が所属していた立憲と公明が結成した新党「中道」に合流して戦います。

「なかなか新党で名前も浸透していませんので、新党の名前・理念も広めたいです」

これまで与野党として対立関係にあった「公明党」との協力体制。公示前の1月25日には古くからの支援者100人を集めた集会を開き思いを伝えました。

「立憲民主党を支援している人から、新たな党・これまでと違う大きな枠組みになることに心配や反対の声があるのは事実です。そこは真摯に応え、とにかく大きな枠組みをつくっていきたいです」

これまでの支援者に加え、新たに公明党支持層を取り込めるかが勝敗のカギを握りそうです。一方、選挙戦を戦う中で警戒しているのが高市内閣の高い支持率。

「(高市内閣の支持率は)高いです。下がらないです。自民党支持率と高市内閣支持率に差があります。その方々(高市内閣支持者)がどう政治を捉えているのかというのは分析しないといけないです」

福岡2区 自民・前 鬼木誠氏
「福岡の皆さまのために働いて働いて働いて働いてまいります」

高市総理の2025年の総裁選でのキャッチフレーズでアピールするのは自民の鬼木氏。

「私が2回に及ぶ、総裁戦の時に高市総理を応援しなかったということで鬼木は反高市というレッテルを貼られています。しかしそんなことはありません」

高市人気を背に選挙戦に臨みます。

「私が取り組む政策の3本柱は経済・防衛・社会保障です。しっかりと高市総理を支えて、明るい元気な、強く豊かな日本・福岡をつくっていきたいです」

2024年の選挙戦では自民党の「裏金問題」のあおりを受けました。また、当時は防衛副大臣を務めていて思うように地元で活動できなかったことも響き小選挙区では1万2000票差を付けられ稲富氏に議席を譲りました。

必勝を誓う今回の選挙戦。積極的に街頭に立ち有権者に直接支持を呼び掛けるほか、地域の行事に精力的に参加しています。

Q.どのくらい行事に参加していますか
「10カ所以上は周ります」
Q.地域行事は大事に
「防衛副大臣が終わってからは福岡に毎週末、戻れるようになりました。そこはこれまで力を入れてきました」

これまで協力関係にあった公明党からの支援は期待できない中、「無党派層」の支持をいかに獲得できるかがポイントとなりそうです。

そんな2人の争いに割って入れるか注目されるのが元佐賀市長で参政党の新人・木下氏。

福岡2区 参政・新人 木下 敏之氏
「この30年間で所得を減らした日本の皆さんをもう一度豊かにしたいです。それが参政党が掲げる“日本人ファースト”の本当の意味です。まずは消費税の廃止です。政府が集めて配るよりも皆さんの懐に直接お金を残したいです」

2025年夏の参院選であわせて15議席を獲得し、福岡県でも初めて議席を得た参政党。福岡2区の重要エリアである福岡市中央区でもその支持は厚く比例票の獲得数を見てみると1万7000票を得た自民に次いで2番目に多い1万5000票を獲得しています。若者が多く無党派層の取り込みが勝敗を左右する選挙区で支持を広げられたワケが「SNS戦略」ですインスタグラムのフォロワーは与党・自民党の倍以上の約20万人。ユーチューブの登録者もその他の党を大幅に上回る約60万人を誇ります。

「SNSは参政党もすごくやっているので、50歳以下の人たちには政策がかなり浸透しています。(世代が)上の人たちには選挙を通じて生で話を聞いてもらえるので参政党の考えを訴えたいです」

共産党の貫洞氏はまずは「物価高対策」に力を入れたいと話しました。

福岡2区 共産・新 貫洞 基裕氏
「物価高騰に対して賃金が届いていない、働く人の賃金を引き上げていくことが必要です。最低賃金は1500〜1700円を目指して引き上げていきます。消費税の減税。今は10%だがまずは5%に引き下げていきます」

有権者はどんな判断を下すのか注目されます。

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