物価高の中の花見 客と事業者の変化は

2026/04/06 (月) 16:30

4月5日は、好天に恵まれ福岡県内の桜の名所は、花見客でにぎわいました。しかし、中東情勢の悪化で燃料価格が上がるなど、物価高で花見も変化しているようです。花見客と事業者に話を聞きました。

花見客
「春を楽しみましょう。乾杯」

北九州市の花見の名所のひとつ平和公園。約50本のソメイヨシノが満開となっていました。物価が高騰する中、花見客に話を聞くと。

花見客
「花見はちょっと豪華に。こんな時はね」
「なるべくきょうは楽しもうと思って(節約を)考えずに全部調達しました」

こんな声もある一方、厳しい現実も。

「ガソリン代が高いのであまり遠くに行かないでお花見したいと思った。近所で済ませている」
「昔は家族で焼き肉をしようとかありましたけれど、そこまでしなくなった」
「冷蔵庫にある物で弁当を作って来ました。ある物でいいかな」
「かしわを増やしました。(牛肉の)量を減らしてかしわをいっぱいにした。あとジャガイモとかサツマイモとか穀物類を増やしました」

物価高の原因となっている円安。さらに中東情勢の悪化で原油が高騰。不安は広がっています。

ピザ配達員
「“焼鳥ピザ”です。“鉄人ピザ”です」

花見の場所に配達されたのは、ピザ。子供たちは、熱々のピザをおいしそうに食べていました。このデリバリーされたピザも影響を受けているようです。北九州市が本社で福岡県内に10店舗を展開しているピザチェーン、ビッグベアーズピザ。一番人気は、BB鉄人ピザ。味付けされた牛のミンチとマッシュポテトに照り焼きソースを掛けています。小倉本店の店長、入江美穂さん。入社して10年。この店の仕入れを任されていますが、材料の値上がりに悲鳴をあげています。

ビッグベアーズピザ小倉本店 入江美穂店長
「チーズとか小麦粉はもちろんですがトマトソースも自社工場でつくっていますが、原料になるトマト缶が上がっています」

1日8キロほど使用する小麦粉は、ここ数年で15%、チーズは5%ほど高くなっています。さらにチラシを入れているこちらのビニール袋、3月、業者から、ある連絡を受けました。

「原料のナフサが足りないせいで、注文されても作れなくなるかもしれないと話してい
ました。30%ぐらい値上げしないといけないと言われたのでどうしようかなと考えています」

デリバリーに使うバイク。ガソリン代も大きく上がり経営を圧迫しています。

「今まで千円いかなかったのが一回入れたら千円を超えるんですよね。車よりガソリン代は少ないですけど、なかなかそれを商品に価格に転嫁するのは難しい」

毎年、2%から3%を値上げしているそうですが、物価高には追いつかないといいます。

「リーズナブルな価格で提供したいと思うのですけど、仕入れが上がったりガソリン代も上がったりと、もちろん人件費も上がってきているので、なかなかそう厳しい運営を任されている状態になっています」

物価高は、いつ落ち着くのか。為替や中東情勢が複雑に絡み、私たちの生活に影を落としています。

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