キャナルシティ博多30周年で大きな変革期 福岡の街にどのような影響?

2026/04/15 (水) 16:30

2026年、開業30周年のキャナルシティ博多は、このラーメンスタジアムだけではなく、大きな変革期を迎えようとしています。今後、施設がどう変わり福岡の街にどのような影響を与えるのか取材しました。

4月20日で30周年の節目を迎えるキャナルシティ博多。1996年に開業した大型の複合商業施設です。アメリカの有名建築家が設計を手掛け、その斬新なたたずまいは訪れた人を驚かせました。


「映画をよく見に来ます」
「買い物です」

記者
「キャナルの良いところは何ですか?」


「広いところです」

地場の不動産大手、福岡地所による巨大プロジェクト。アパレルや雑貨、飲食店、劇場などが入り、開業初年度には1640万人が利用しました。

2011年には、壁面緑化がトレードマークで国内外の人気ファッションブランドを核としたイーストビルが開業。既存のビルと合わせて巨大ショッピングモール化がはかられました。

記者
「その後、アジア圏を中心とする外国人客が増え、2010年代には来場者数が増加したものの、コロナ禍の影響で外国人客は一時激減。福岡地所は2023年老朽化や収益改善などを理由にイーストビルの営業終了を決断しました」

跡地に商業施設とハイクラスのマンションを合わせて建設する計画を発表していましたが、建設費の高騰などが足かせとなり計画は進まず、空きビルのまま3年が経過していました。

そして4月、福岡地所は新たな計画を発表。以前の計画とは異なり、現在のイーストビルの建物を建て替えず活用し、2026年秋に営業を再開します。国内経済の動向に詳しい調査会社の担当者は、建設費用の高騰や消費行動の変化が背景にあるといいます。

帝国データバンク福岡支部 秋山進さん
「人手不足や物価高で想定していた建築費がなかなか見えずらくなっています。特に地方都市ですと市場が限られていますので、収益がとれるのかどうかを冷静に判断したのではないかと思います」

現在あるビルの活用は、リニューアル費用を抑える狙いとみられます。福岡地所によりますと、新たなイーストビルには飲食店を増やすほか、体験型のテナントを誘致し、客の滞在時間の増加を計る狙いです街でもイーストビルの復活に期待を寄せる声が。

街の人
「食品関係が増えると何でもそろっているなと思うので、増えるとうれしいです」
「ファストフード店がイーストビルにもあったら寄りやすいですよね。ユニクロがあった時は着替えを買いに行ったりとかすぐできていたので、またできたらいいです。コロナ禍になくなってさみしくなっていたので、またできると街のにぎわいも戻っていいのかなと思います」

3年前、キャナルシティのすぐそばに、福岡市地下鉄七隈線の櫛田神社前駅が開業。以前はJR博多駅や祇園駅から徒歩10分ほどと、若干アクセスに課題を残していましたが、今では博多エリアの人の流れを取り込みやすい立地になっています。

帝国データバンク福岡支部 秋山さん
「博多・天神は、国内外問わず観光客が行くところなので、そこに動線を張った形です。博多天神の中間にある動線を使って、新たな客の呼び込みも可能になるのではないかと思います」

博多駅と天神エリアの間にあるキャナルシティがより集客力をもつことで、街の回遊性がさらに高まるのでしょうか。

この記事をシェア

最新のニュース

  • テレQ|テレQ ニュースPLUS
  • テレQ投稿BOX
  • アナウンサーズ公式Xはこちら
  • テレビ東京|[WBS]ワールドビジネスサテライト
  • テレビ東京|Newsモーニングサテライト
  • テレビ東京|モーサテサタデー
  • テレビ東京|昼サテ
  • テレビ東京|ゆうがたサテライト