震度7を観測した熊本・氷川町の被害状況 支援物資の拠点では

2026/07/30 (木) 16:30

震度7を観測した氷川町では家屋倒壊などで死者も確認されています。
益城町にあるグランメッセ熊本を訪ねると。

堀内記者
「普段コンサート会場などとして使われている施設ですは、今は支援物資を集める拠点になっています。暑さをしのぐためのスポットクーラーや災害時の深刻なトイレ問題を解消する水が不要な簡易トイレなどが集められています。」

段ボールには「プッシュ型支援物資」を書かれています。

熊本県トラック協会適正化事業化 永里昴平主任
「(以前は)各避難所からオーダーに応じて物を手配して送っていたので、どうしても時間がかかっていました。プッシュ型の場合、国から必要なものがまずこちらに送られてくるということでその後、各オーダーに応じてこちらから配送するので、スピード感は間違いなく早く必要な物をお届けすることができます。」

一方、震度7を観測した氷川町では。

斎藤記者
「氷川町の道の駅竜北です。駐車場は大きな地割れがあり、アスファルトがめくれ上がっています。」

10年前の熊本地震では、100台以上の車を受け入れ車中泊の拠点として機能した道の駅が被災。建物も傾き、被災者の受け入れは難しい状況です。

道の駅竜北 大川総志郎館長
「仮にもし今から大きな余震や本震と呼ばれるものがきたら建物自体、確実につぶれます。」

街中にも大きな爪痕が。倒壊した家屋が道を塞いでいました。

氷川町の町長は現地の状況について。

熊本・氷川町 藤本一臣町長
「一番の氷川町の課題は、まずは停電、全域で断水していることです。ライフラインです。」

氷川町に水を供給している八代市の浄水場も被災。復旧の目途はたっておらず、しばらくは断水、そして停電が続きそうです。また地元の産業でもある農業にも大きな影響が出ています。

斎藤記者
「氷川町の梨農園です。収穫間近だった梨のほとんどが地震によって地面に落ちています。」

氷川町の特産品のひとつ、梨。氷川町は熊本県の「梨の発祥の地」として知られ、その栽培の歴史は100年以上だといいます。

生産者 稲田敏美さん
「収穫の真っ最中の品種と今から2週間後ぐらいまでの品種が全滅です。残念のひと言ではすまされない」

被害額は数千万円にのぼるということです。

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