梅雨の時期気を付けたい食品管理 「開封後いつまで大丈夫?」

2026/06/05 (金) 16:30

梅雨入りが発表されて、本格的な雨の季節を迎えました。この時季、食材が傷みやすく食の安全が気になりますね。食品管理の目安となる賞味期限はあくまで「未開封」の状態でおいしく食べられる期限です。そこで「開封後いつまで大丈夫?」という視点に注目し、街のみなさんに調査をしました。

ストレートのめんつゆ、チューブタイプのわさび、和食に欠かせないしょうゆ、そして、はちみつ。どれも長く保管しがちな調味料などですが、それぞれ「開封後、いつまでなら大丈夫」なのか使い切る目安があるんです。
そこで、開封後3日、1カ月、3カ月、1年以上の4つから選ぶクイズに挑戦してもらいました。

街の人は
「はちみつは結構もつんだよね!3日というのがどうなんだろう。しょうゆ、めんつゆ、分からないです!」

悩みながらもこのように解答してくれました。

街の人は
「冷蔵庫に入れればだいぶ持つと思うんですが、ちょっと考えを変えないといけないですね」

4人で挑戦してくれたこちらのグループ。

街の人は
「わさびが3日はないよね?」「でも、めんつゆも3日はないよね?」

すべて「1年以上」と解答した男性。予想外の答えに驚いていました。ここまで全問正解した人は出ませんでした。

街の人は
「(開封後の)期限を気にしたことないです」

普段から味やにおいに変化があれば処分するという女性は、めんつゆ3カ月、 そのほかは1年以上と解答してくれました。

山崎アナ
「めんつゆが3日、しゅうゆが1カ月です」
街の人は
「はー!!!!!」

チューブタイプのわさびは3カ月、 はちみつは1年以上が正解です。ちなみにはちみつ以外は、開封後は冷蔵庫での保存が基本です。

街の人は
「いいこと聞きました。メモしたいくらいです。しょうゆが1カ月。そしたらもう本当に小さいものを買わないといけないよね」

食材ごとの使い切る目安の違いは「水分」が関係していると専門家は指摘します。

川野光興教授
「細菌が増える要素に水分があります。しょうゆは液体で水分も入っているが、塩分濃度が高いものは長くなります。チューブわさびは滴るような水が含まれていません。はちみつはもっと少ない」

めんつゆは濃縮タイプになると塩分濃度が高くなり、使い切る期限も伸びます。食材によっては賞味期限とは別に開封後の保存方法が書かれているものもあります。さらに川野教授が高温多湿な梅雨の時季に気を付けてほしい病気というのが、「パンケーキ症候群」です。

パンケーキ症候群とは、食中毒ではなく、ホットケーキやお好み焼き、たこ焼きなどを食べた後にアレルギー症状を引き起こす病気です。アレルギー反応の原因は材料に含まれる「小麦」ではなく、粉製品を餌とする「ダニ」なんです。開封後の粉を常温で放置していると家の中にいたダニが入りこみ袋の中で繁殖します。

「ダニそのものは加熱で殺すことができますが、ダニ由来のアレルギーを起こす抗原のアレルゲンがあり、加熱すれば安全というわけではないんです」

そこで、川野教授が すすめる保存法は?

「できるだけ早く使いきるように小分け買うこと。開封日を書いておく。密閉して冷蔵しておく。早く使いきるというのを気を付ければいいかと思います」

ちなみに、輪ゴムなどで袋口を止めてもわずかな隙間からダニが入る可能性があるので、密閉できる袋がおすすめです。

「開封後の粉製品とか使い残した調味料、冷蔵庫に長く残した食品、家庭の中にも見落としやすいリスクのある食品があるので、そうした健康被害も注意する必要があります」

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