インスタグラムで舁き手募集?! 山笠の歴史つなぐため参加基準を緩和

2026/07/09 (木) 16:30

7月15日にフィナーレを迎える博多祇園山笠。新たな舁き手を獲得し、祭りを次世代につなぐための取り組みが始まっています。

夏の訪れを告げる博多祇園山笠。川端通商店街をはじめ福岡市内の13カ所で飾り山笠が公開されています。

街の人
「もうこの季節かという感じ」
「これ見ただけで分かりますやろ?めちゃめちゃ期待しとります」

展示されている山笠の一部は、7月10日の流舁きから15日の追い山笠まで福博の街を駆け巡ります。

この時期各流では、舁き手に決まり事を伝える勉強会が開かれるなど準備が進んでいます。一方、山笠の歴史を次世代につなぐための新たな試みも。

西流綱場町取締 加茂雄一郎さん
「かなりシビアであった条件を少しだけ緩くした」
「山笠に携わってくださる方をどれだけ増やすのかは一つ課題にはなっていると思う」

近年山笠では舁き手の高齢化が進み若い人材が不足。子どもたちが大人になった時、今のまま続けられるのか懸念されています。

そこで西流を構成する町の一つ、綱場町では参加の基準を一部緩和。これまで町内の幹部の紹介がないと参加できませんでしたが、2026年から幹部以外の紹介でも参加可能に。また従来、7月9日から15日までは原則すべての行事に参加することが求められていましたが、今後は一部の日程のみの参加も認められます。

さらにインスタグラムのアカウントも開設。参加者を募集するとともに活動の紹介もしています。

この変化による効果は絶大でした。例年、新たな参加者は子どもを含めて5人ほどですが。

西流綱場町取締 加茂雄一郎さん
「小学生まで入れると37名ほど増えています」

記者 
「過去これだけの数集まったことは?」

西流綱場町取締 加茂雄一郎さん
「初めてだと思います。驚いていますね」

特に20代、30代が多く次世代の担い手になることが期待されます。市外だけでなく県外からも参加者が集まりました。

宮若市から参加
「小さい頃から山笠をテレビで見ていたんですけど、近いようで遠いような感じだったので、参加できるというのはすごく嬉しかった」

大分県から参加
「福岡に住んでいない人でも参加できるのかなと言う不安はあったが、皆さんウェルカムな感じで」

中にはこんな人も。

2025年にトルコから福岡へ
「トルコからまいりました。福岡の文化の一部になりたい。毎年参加したいです。頑張ります」

700年以上の歴史を重んじつつ、伝統に縛られることなく、博多の文化を将来につなぎます。

西流綱場町取締 加茂雄一郎さん
「山笠は変わらないでほしいというのは一つですけど、まずは楽しく元気に興味を持っていただいて、参加していただける方が増えるのが一番だと思っています」

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