福岡 県議会議長ポストをめぐる金銭授受疑惑 第三者を交え全議員を聞き取り調査へ

2026/07/08 (水) 16:30

福岡県議会 吉松源昭議員
「会派内で、上司に逆らえないという人の弱みにつけこんだカツアゲ、みかじめ料的な要求であったと、私は理解しております」

2020年に県議会議長を務めた吉松源昭議員。議長就任に際し、自民県議団の幹部から「他会派への根回し」名目のゴルフ代などとして金銭を要求され、副議長に就いた江藤秀之議員と合わせ、約2840万円を支払ったと証言しました。議長や副議長ポストをめぐり、金銭のやり取りがあったとされるこの問題。蔵内勇夫議長が8日、初めて取材に応じました。

福岡県議会 蔵内勇夫議長
「初めて聞きました。私は2回、議長選挙に立候補しました。1回も(金銭授受は)ございません」

吉松議員は、複数の自民党の議員にカネを渡したと証言。2018年12月、当時は自民党県議団会長だった原口剣生議員に550万円を渡したと話しています。

福岡県議会 原口剣生議員
「そういう記憶はない。そしてもう1つ言えるのは、僕はそういうことには関わっていない」

福岡県議会 吉松源昭議員
「たかり体質、カツアゲ体質、ひどい話だと思っています」

食い違う主張。蔵内議長は全議員を対象に、金銭のやり取りについて聞き取り調査を実施する方針を示しました。

福岡県議会 蔵内勇夫議長
「弁護士や県警OBの監察官に入ってもらい、調査をやってもらったらいいと思っています」

この方針に、渦中の吉松議員は自民党本部による調査が必要だと強調します。

福岡県議会 吉松源昭議員
「不祥事こそしっかりと党本部が対応しなくてはいけないと思う。そうじゃないと自民党という政党自体が県民国民から見限られる。私は心配しています」

一方、福岡市の高島宗一郎市長。2010年の市長選挙に立候補が決まった直後、「ある議員」から5000万円を要求され、拒否したということです。

福岡市 高島宗一郎市長
「16年前に選挙に出るときに、そういう人(ある議員)が現れて、カネが必要だと
話をしたのは非常にショックでした」

不透明感を増す政治とカネの問題。県民の理解を得られる客観性の高い調査が望まれています。

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