TVQ九州放送

未来の主役 地球の子どもたち

12月26日(水)年末特集 「伝統を受け継ぐ子どもたち」
 (テレビ東京 12月22日(土))
【内容】今年も23の国・地域から夢を追う50人を越える子どもたちの姿を紹介しました。1年の締めくくりとして今回は放送した中から「伝統継承」をテーマに作品をチョイス、再編集して紹介します。その国の文化、伝統を守ろうとひたむきに努力する子どもたちの姿は洋の東西を問わず変わりありません。番組を見て、自分の住む町の伝統について考えるきっかけになれば幸いです。

12月19日(水)日本・福岡 「ゲートボールで世界を目指す」
 (テレビ東京 12月15日(土))
【内容】1947年、日本の北海道で考案されたスポーツ、ゲートボール。今や世界に1000万人の競技人口がいるといわれ、世界大会も開かれています。この世界大会出場を夢見るのが、福岡市に住む真山流司(さなやまりゅうし)君10歳です。流司君の所属するチームは平均年齢16.1歳ながら今年、全国大会に出場しました。ゲートボールが高齢者のスポーツと思い込んでいる私たちに一石を投じるドキュメントです。

12月12日(水)アルゼンチン 「祖国を想う空手少女」
 (テレビ東京 12月8日(土))
【内容】日本からの多くの移民が暮らすアルゼンチン第二の都市コルドバ。ここに日本発祥の武道「空手」の道場がつくられて半世紀あまり。この道場に通うアダウト・メグミちゃん(11)が今回の主人公です。メグミちゃんは日系人の母親を持ち、祖父・祖母は日本に住んでいます。礼節を重んじるという日本武道の精神を学びながら、まだ見ぬ祖国に思いをはせます。

12月5日(水)オーストラリア 「動物好きの乗馬少女」
 (テレビ東京 12月1日(土))
【内容】オーストラリア・シドニーに住むケイトリン・ジョンソンさん(12)は動物が大好き。幼い頃に見た馬術競技で、馬と人間との協力する姿に感動したのがきっかけで今は乗馬に夢中です。昨年には初めて自分の馬(パリス)を持つことができ、競技にも参加できるようになりました。とにかく、パリスとのパートナーシップを築くこと。そのために自分自身の成長も必要だとケイトリンさんはトレーニングに汗を流します。

11月28日(水)アルゼンチン 「先住民の文化を誇りに」
 (テレビ東京 11月24日(土))
【内容】いまだ多くの先住民が暮らすアルゼンチン。豊かな自然に恵まれた町カルロスパスに住むジュリエット・ペルーシアちゃん(9)も北部先住民の血をひく少女。そんな彼女の夢は民族舞踊「チャカレーラ」のダンススクールを開くこと。でも、一度やめたいと思ったことがあったといいます。それは自分の容姿が人と違うことが気になった時です。そのとき、大好きな母親の夢が再び彼女にやる気を起こさせてくれたのです。

11月21日(水)南アフリカ 「夢は動物レンジャー!」
 (テレビ東京 11月17日(土))
【内容】アフリカ大陸の南端、南アフリカにある野生動物の保護地区が今回の舞台。ケレン・グッテリッジ君(8)は動物レンジャー(保護官)である父親と毎日のようにフィールド調査に出かけます。野生動物に対するケレン君の知識はかなりのもの。野生のライオンが近くにいても「ライオンは昼、狩りをしないから」とまったく怖がるそぶりを見せません。そんなケレン君の夢はもちろん父親のような動物レンジャーになることです。

11月14日(水)ニュージーランド 「養蜂場の少年」
 (テレビ東京 11月10日(土))
【内容】ニュージーランド、北島(きたじま)の南西ニュープリマスで両親が経営する養蜂場で生まれ育ったカラム・ブラック君(11)は姉弟の中でも一番熱心に手伝いをします。それは父親と一緒に過ごすのが大好きだから。取材したのは冬場で花も少なくミツバチは蜜を集めません。でも、養蜂場では春に向かってたくさんやることがありました。カラム君には養蜂の手伝いをしながら抱く大きな夢があります。それは・・・

11月7日(水) チ リ 「女の子にもてもて!?」
 (テレビ東京 11月3日(土))
【内容】19世紀に始まったとされるチリの伝統ダンス「クエッカ」。バスティアン・リネロ君(13)は代々このクエッカを踊る家系に生まれ、幼い頃から踊っています。クエッカは鶏のオスが メスを誘う求愛行動がルーツと言われるカップルダンス。それだけに相手をひきつける軽快なステップと「笑顔」が大切。思春期の少年にはちょっぴり刺激的なこのダンス、踊る相手によって変わるバスティアン君の表情が印象的でした。

10月31日(水) 日本・大分 「神楽で人々を元気に」
 (テレビ東京 10月27日(土))
【内容】大分県の南端、佐伯市宇目で伝統の神楽舞に取り組む子どもたちがいました。山間部にあるこの町は時代の流れとともに人口が減少し活気を失っています。そんな中結成されたのが宇目神楽の保存会。ここに市野瀬蒼稀(あおき・13)君も小学校4年生の時から参加。なにより激しい動きが特徴の宇目神楽。「自分たちの舞いが人々を元気にする」と信じ、いろんな場所へ出向き神楽を披露しています。

10月24日(水)オーストラリア 「スポーツが好き!」
 (テレビ東京 10月20日(土))
【内容】オーストラリア・ケアンズに住むジゼール・カワネちゃん(6)は4歳の時からバレエ、陸上、体操とたくさんの習い事をしています。本当は読書が大好きというおとなしい性格の女の子なのですが、なぜか習い事は体を動かすものばかり。それには理由がありました。父親のいない(仕事で家を出ている)寂しさを紛らわすため、そして父親が帰って来た時に、上達した自分の姿を見せたいという思いからなのです。

10月17日(水) タ イ 「伝統音楽モーラムを歌う」
 (テレビ東京 10月13日(土))
【内容】タイ東北部、イサーン地方のプラーカーオ村は農業を生業(なりわい)とする小さな村。収入は不安定で多くの人が都市へ出稼ぎに行きます。カモンワン・ラーシーちゃん(9)の両親も出稼ぎでほとんど家にいません。取材の日、偶然母親が田植えのため帰省、この機会にカモンワンちゃんは「自分は元気にしてるから心配しないで」という思いを、この地方に伝わる音楽「モーラム」に込めて披露したのです。

10月10日(水) インドネシア 「バリダンス3兄弟の夢」
 (テレビ東京 10月6日(土))
【内容】神々への奉納舞としてインドネシア・バリ島に古くから伝わるバリダンス。島の中南部、ウブドの舞踊劇団「トリ・プカサ・サッティ」に所属する3兄弟を今回取材しました。特に末っ子のトリ君(8)が踊る「バリス」は表情、動きがユニークで、指導をする祖父の話では、今一番の伸び盛りということでした。この日の定期公演では「体ではなく魂で踊る」という祖父の言葉を胸に兄弟3人はしっかりと舞台を盛り上げていました。

10月3日(水) チ リ 「ピアニストを目指して!」
 (テレビ東京 9月29日(土))
【内容】南米チリの首都サンティアゴに住むマリリータ・キンターニャちゃん(12)はピアノが大好きな女の子。なぜか彼女はポエム、詩のような言葉で話します。それは大好きな母親が詩人というのが影響しているのかも知れません。今、マリリータちゃんはピアニストを目指し難関の公立芸術学校に通っています。取材の日、たまたま実技の試験がありました。成績しだいでは退学もあるという厳しいものですが、なんとかクリアしたようです。

9月26日(水)インドネシア 「天然塩をつくる少年」
 (テレビ東京 9月22日(土))
【内容】美しい海が自慢のインドネシア・バリ島。この島の東部、ペシンガハン村の海岸で今では珍しい揚浜式(あげはましき)の塩田で塩づくりをする家族がいます。アディティア君(8)はこの家に生まれ、物心ついた時から塩づくりを手伝っています。今、バリ島では観光業の影響からか塩づくりをする家が減少、でもその意味はアディティア君にはわかりません。なぜなら島を出たことのない少年にとって、「海の汚染」という概念がないからです。

9月19日(水) タ イ 「象の民、クーイ族の少年」
 (テレビ東京 9月15日(土))
【内容】タイ東北部、カンボジアとの国境に近いスリンは象の町としても有名。このスリンには代々象の捕獲や調教をしている「クーイ族」、象の民と呼ばれる人々がいます。チナワット君(9)もクーイ族の家に生まれ、すでに象使いとしての日々を送っています。母親の心配をよそに勉強そっちのけで象に夢中のチナワット君。まさにクーイ族のDNAを感じる少年です。将来は父親のような象使いになるのがチナワット君の夢です。

9月12日(水) アルゼンチン 「打倒!なでしこジャパン」
 (テレビ東京 9月8日(土))
【内容】サッカー強豪国、アルゼンチン。と言ってもそれは男子の話で女子はまだ競技人口も少なく、そんなに強くありません。しかし、サッカーに対する情熱はやはりアルゼンチンです。練習は固いコンクリートの上でもおかまいなし。今回はユース世界大会の代表候補であるアルダナ・コメッティさん(15)にスポットをあてました。なでしこジャパンの活躍を見て日本が大好きという彼女の夢は澤選手と同じピッチに立つことです。

9月5日(水) ベトナム  「デザイナーになりたい!」
 (テレビ東京 9月1日(土))
【内容】ベトナム中部の港町ホイアンに住むニュウンちゃん(11)はとても明るく活発な女の子。大好きな叔母がデザイナーで活躍している姿にあこがれ、自分も将来デザイナーになりたいと真剣です。取材の日にベトナムの伝統衣装「アオザイ」の注文が入り、さっそくニュウンちゃんも作業に参加させてもらうのですが・・・。まだまだ技術が追いつかず、途中でギブアップ。出来上がった美しいアオザイをうらやましく見つめていました。

8月29日(水) アルゼンチン 「15歳のプロダンサー」
 (テレビ東京 8月25日(土))
【内容】アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスの小さな港町が発祥の地とされるダンス、タンゴ。主人公のグスターボ・チャーリー君(15)がタンゴを始めたのは3歳のとき。大好きな兄を交通事故で失ったショックによる言語障害の治療の一環として始めました。今、プロとしてステージに立つ彼の願いは家族全員に自分の踊りを見せること。「兄がいない今、その願いも叶わない」とその表情は寂しげでした。

8月22日(水) ベトナム 「ぼくのランタンを世界に」
 (テレビ東京 8月18日(土))
【内容】1999年に世界文化遺産に登録された、ベトナム中部ホイアンの古い町並み。世界各地から訪れる観光客の人気お土産グッズがこの町で作られる「ランタン」で。今回の主人公、パム・ヴァン・ニュアン君(11)はこのランタンを製造・販売するお店の長男。ランタンに囲まれて育ったニュアン君、今では自分の作るランタンに自信を持っていると言います。夢は自分の手がけたランタンを世界で有名にすることです。

8月15日(水) タイ 「大衆演劇の女優として成功したい」
 (テレビ東京 8月11日(土))
【内容】タイ中部に古くからある大衆演劇「リケー」。王宮を舞台にした恋愛ストーリーですが中身はなんとお笑い劇。この「リケー」の子ども劇団に所属するキジラット・ジャルンロォドちゃん(11)が今回の主人公。劇団では最年少で、まだあどけなささえ残る少女ですが、舞台では驚くほど美しく変身します。歌が上手で演技にも自信を持っているキジラットちゃんの夢はリケーの役者として成功し、自分の劇団を持つことです。

8月9日(木) 日本・秋田 「自分の思いを絵に!」
 (テレビ東京8月4日(土))
【内容】「なまはげ」発祥の地としても有名な秋田県男鹿半島。その突端、入道崎の観光食堂で手伝いをしていた藤田華成(はるみち)君(11)は絵を描くのが大好きな少年。言葉数も少なくちょっぴり内気なところもありますが、華成君の描く絵はユニークでしかも大胆。県のコンクールで入賞した経験がますます彼の創作意欲を高めたようです。今は暇を見つけては「なまはげ」をはじめいろんな風景をスケッチしてまわっています。

8月1日(水) ベトナム 「大理石彫刻の少女」
 (テレビ東京 7月28日(土))
【内容】ベトナム中部の商業都市・ダナン郊外にそびえる「五行山」は古くから人々の信仰を集める山。かつて、この山の大理石を使っていたことから、ダナンの大理石彫刻はお土産品として人気があります。今回の主人公、ウィン・ティ・レさん(13)はこの彫刻品のお店を手伝いながら将来、大理石の彫刻家になることを夢見ています。そこには自分を育ててくれる叔母さんへの感謝の気持ちが込められていました。

7月25日(水) ミクロネシア連邦 「チューク伝統ダンスを守る」
 (テレビ東京 7月21日(土))
【内容】グアム島から飛行機で約1時間半、ミクロネシア連邦・チューク州の島、モエン島に住む少年マイカイ・フリッツ君(10)が今習っているのはチューク伝統のダンス。島内では日常的に踊ることも少なくなり、なんとかこの伝統を残そうとマイカイ君の母親が子どもたちを集め、教えています。そんな母親の姿に、マイカイ君も「島々の神話や伝統をもっとたくさん覚えて多くの人に見せたい」と練習に汗を流しています。年下の子どもたちの面倒もよくみる心優しい少年でした。

7月18日(水) 日本・青森 「世界で通用する料理人に!」
 (テレビ東京 7月14日(土))
【内容】先の震災で大きな被害を受けた青森県八戸市の種差(たねさし)漁港。海岸近くに立つ民宿「洋望荘」のレストランを手伝う佐藤元重(もとしげ)君(14)。幼いころから料理に強い関心を持つ元重君は今では「すし職人」とみんなに認められるほどの腕前。津波の被害で一時は閉館を考えたという父親は元重君の熱意で営業が再開できたと言います。将来はいろんな料理に挑戦したいという元重君の目はすでに世界に向けられています。

7月11日(水) グアム(アメリカ合衆国) 「伝統楽器を奏でる少年」
 (テレビ東京 7月7日(土))
【内容】枝にワイヤーを張り、お椀をつけただけの素朴なグアムの伝統楽器「バレンバトゥーザン」。地元でもほとんど見られなくなったこの楽器を先住民チャモロの血をひく少年ラゼル・キナタ君(12)は弟といっしょに母親から教わっています。週末、家族や親戚で開くバーベキューの場所は古代チャモロ人の住んでいたとされる海岸沿い。ここの風を感じながらの演奏が、「バレンバトゥーザン」のすばらしさを一番感じるとラゼル君は教えてくれました。

7月4日(水) フィリピン 「ヤシ酒をとる少年」
 (テレビ東京 6月30日(土))
【内容】フィリピンの南に位置するミンダナオ島には、「トゥバ」と呼ばれるヤシの樹液を自然発酵させる地酒があります。メリジュン君(14)は、父親がケガをした1年ほど前からこの「トゥバ」をとるのを手伝って家計を助けています。父親とともに背の高いヤシの木に登るメリジュン君は弟たちの羨望(せんぼう)の的。朝一番の仕事が終わると、午後には弟たちと「トゥバ」を売りに行くメリジュン君。「トゥバ」をたくさん売って自分たち兄弟がまた学校に通えるようになりたいと思っています。

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