8月2日から期間限定「夜の動植物園」開催

2025/08/01 (金) 16:30

連日猛暑が続く中、動物たちに涼しく過ごしてもらおうと飼育員はあの手この手で試行錯誤。福岡市動物園では月間の来場者が最も多い5月に比べ、月によっては来園者が8割も減少する、まさに苦難の夏を迎えているのです。

いつもとは違う夜の動物の姿を、間近に観察できる期間限定イベントが、あす始まります。閑散期である夏場の対策として1998年から続いていて、今では夏の風物詩になりました。昼間とは違う動物たちの生態や行動を見られるほか、熱中症の心配が少ないこともあり毎年好評です。

福岡市動植物園・桑田容子係長
「お昼の間は暑いので、夜の少し過ごしやすい時間帯に楽しんでいただくために開催しています。夜行性動物の動いている姿だったり、植物園では夜にしか咲かない花が見られますので、そこが見どころだと思います」

植物園で見られる夜にしか咲かない花というのが、日没直後にわずか30秒ほどで開花するオオマツヨイグサ。一気に花びらが開く姿はこの上なく幻想的で、見る人をとりこにします。普段、動植物園の営業は午後5時まで。つまり、オオマツヨイグサの開花は営業時間を延長するこの時季しか見られません。そして、2024年ミャンマーからやってきた人気者のアジアゾウは、夜に公開されるのは今回が初めて。闇夜に浮かび上がるその姿。まるで異国の地を訪れたかのような体験です。日没後は気温も下がり、ゆっくり巡りたくなる夜の動植物園。8月2日から、9月13日まで毎週土曜日限定で開催されます。

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