福岡市 ホテル開業ラッシュ「個性派」も次々と開業 専門家「客室はまだまだ足りない」

2026/04/17 (金) 16:30

テレQ 岡田桃佳アナウンサー
「福岡市中央区の大名に来ています。こちらが4月20日にオープンする『ザ ノット福岡天神』です。とてもおしゃれでスタイリッシュですけど、いたって普通のホテルに見えますよね。内覧会があるということなので、お邪魔してみたいと思います」

一般的なホテルは、ロビーのフロントでチェックインします。ところがこちらでは。

テレQ 岡田桃佳アナウンサー
「フロントはどこにありますか」
ザ ノット 福岡天神 柄沢未希子支配人
「実はバーカウンターでチェックインします」
テレQ 岡田桃佳アナウンサー
「何でフロントがないのですか」
ザ ノット 福岡天神 柄沢未希子支配人
「ザ ノット 福岡天神は、泊まれるレストランをコンセプトに営業しております」
テレQ 岡田桃佳アナウンサー
「ということは、宿泊しなくてもバーカウンターは利用できるし、チェックインもできるわけですね」
ザ ノット 福岡天神 柄沢未希子支配人
「さようでございます」

バーカウンターから奥に進むと、確かにレストランがありました。東京の人気レストラン「モアザン」です。熊本阿蘇のフレッシュなチーズやヨーグルトをたっぷり使った料理が目玉です。こちらも一般の利用OK。

テレQ 岡田桃佳アナウンサー
「トマトとモツァレラチーズ、どちらも主役のピザですね。本当、おいしいです」

「ザ ノット 福岡天神」は、「ザ ノット」ブランドで国内にホテルを展開する事業者とレストラン事業者などが運営します。客室は206室。海外や県外からの宿泊客の取り込みはもちろん、地元福岡の人にもレストランやバーを利用してもらい、にぎわいを生む空間づくりが狙いです。ホテルを企画開発したキーマンは。

「ザ ノット 福岡天神」を企画開発した「いちご地所」細野康英社長
「ザ ノットは結び目という意味。福岡は天神ビッグバンでこの10年、大きく街が変貌を遂げました。観光客、地元の人、お店、カルチャー、いろいろなものが交錯しているんですよね。まさにわれわれの結び目、ザ ノットのコンセプトに適した場所だと考えております」

一方、福岡市中央区清川に4月15日にオープンしたのが、名古屋に続き2店舗目となる「ベースレイヤーホテル福岡」。このホテルの特徴は。

ベースレイヤーホテル福岡 酒井公大支配人
「ただ宿泊するだけではなく、滞在が街とつながり近隣の人ともつながる場所として、場の提供ができればいいと思っています」

テレQ 松井陽子アナウンサー
「無人のコンビニエンスストアです。おしゃれですよね。九州産の酒やおつまみがセレクトされています」

コンビニには、地域とのつながりを意識した商品が並びます。またホテルのラウンジはカフェとして解放され、宿泊客以外も利用可能。2026年秋には、ホテルに隣接してプールやサウナを設置。屋台の出店も予定していて、宿泊客と地域の人との交流が生まれる仕掛けです。宿泊料は1室1万7600円から。サウナ付きの部屋は、1室6万500円からとなっています。福岡市はホテルの開業ラッシュ。ホテルと旅館の客室数は、2019年の約3万2000室から2025年には3万9000室にまで拡大しています。国内外からの観光を中心とする需要は増えていて、客室はまだ足りない状況といいます。

ホテル業界に詳しい中村国際ホテル専門学校 高橋信行教授
「訪日外国人の伸び率、マーケット全体の伸びと総客室数の伸びを対比すると、まだ需要の伸びの方が大きい。十分販売の余地があります」

客室数は増えているものの、稼働率は8割。7割前後が採算ラインで、8割は満室に近い状況を表しているということです。

「宿泊だけでなく、地元の人も訪れることができるような特色を持ったホテルが増えてきているところに、まだまだ商売の道があると考えています」

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