10月は3000品目以上の飲食料品値上げ たばこや酒は税率変更

2026/09/28 (月) 16:30

続く「値上げの波」。まもなく迎える10月は、菓子や冷凍食品など2026年2番目の多さとなる3000品目以上の飲食料品が値上げされる見込みです。

相次ぐ値上げに街の人は。

街の人
「離乳食などですごく野菜を使うのでその時に高いと感じます」
「料理をなるべく作ったり、安い日にまとめて買ったりしています」

値上げの背景には、円安や人件費・物流費の上昇などが挙げられるということです。そんな中。

記者
「福岡市のゆめタウン博多に来ています。お酒の売り場を見ると増税前のまとめ買いを推奨するポスターが張られています」
ゆめタウン博多 上田秀道食品店長
「酒税の改正で、ビールの税金が下がって、発泡酒などの税金が上がります」

10月からお酒の税率が変わります。対象となるのは主にビール類。今は、麦芽の使用比率などによって税率が異なりビールは350ミリリットル当たり、63.35円。発泡酒や第3のビールは46.99円です。今回の改定では、これらを54・25円に統一。発泡酒などは7円程度増税。ビールは9円ほど減税されるのです。このほか、チューハイも合わせて増税されます。この店では、値上げ前の駆け込み需要で
増税される発泡酒などの売り上げが2025年の同じ時期と比べ、3割伸びていると言います。今回の改定に消費者からはさまざまな声が。

街の人
「今は第3のビール系をメインに買っているが、売値を見てビールが良ければビールを手にするかもしれません」
「迷わないです。好きな物なのでしょうがないです」

一方、10月から税率が変わるのはお酒だけではありません。大野城市にあるたばこ店。

児嶋たばこ店 児嶋和則店長
「4月に加熱たばこが増税されて、また値上げ。同業店では閉店する人もいます」

加熱式たばこが2026年4月に続き増税。多くの銘柄で20円から40円ほど値上げされます。この店を営む児嶋さん。10年かけて店で扱う約3000種類、全てのたばこを味わったという「たばこのスペシャリスト」です。

「客からこれ何ですかと聞かれて説明できないとたばこを売るプロとして恥ずかしいです」
Q3000種類、頭に入っていますか?
「全部頭に入っています。その代わり他のことを忘れてしまいますが」

ただ、度重なる増税などによる「たばこ離れ」に頭を抱えています。

「たばこに関しては(客が)減ることはあっても増えることは今後ないと思っています」

国内のたばこの年間販売本数は、約3400億本だった30年前から、2025年度は3分の1以下にまで減っています。2027年以降も増税が予定される中、たばこの値上げは税金部分が増えるだけで利益アップは見込めないといいます。

「たばこに関して、ポジティブな話題はほぼありません」

10月の値上げラッシュと税制改正。買う側も売る側も模索の日々が続きそうです。

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