福岡県・服部知事が給与3カ月“100%カット”表明 筑後市では蔵内氏の辞職に伴う県議補選が告示

2026/09/25 (金) 16:30

25日、県議会で開かれた一般質問で、福岡県の服部知事が自身の給与を3カ月間、100%減給すると答弁しました。

福岡県 服部誠太郎知事
「県政を預かる知事として、私自身の責任について、私自身が判断し、私自身に課す措置です」

知事はこう述べた上で「県政改革への覚悟もこの措置に込めている」としました。

蔵内勇夫前議長
「福岡県議会議長、福岡県議会議員を辞職します」

“県議会のドン”蔵内勇夫前議長の議員辞職からちょうど1カ月。辞職に伴う、筑後市選挙区の県議会議員補欠選挙が25日告示されました。この選挙区は、これまで蔵内氏が10期連続で当選を果たし、「蔵内王国」と 呼ばれてきました。その蔵内氏不在で行われる選挙戦。有権者は何を求めているのでしょうか?

筑後市の有権者
「お金がらみのことがないように変わるチャンスです。これを機会に変わってほしいです」
「私利私欲のない人を選びたいです。国民のためになる人、税金の無駄遣いをしない」

候補に名乗りを挙げたのは届け出順に無所属・新人で社会福祉法人の理事などを務める牛島慶二郎氏(49)。共産党の新人で党の筑後地区常任委員を務める河野一弘氏(54)。無所属・新人で元会社員の坂野忠幸氏(54)の3人です。

無所属・新人 牛島慶二郎氏(49)
「筑後市の未来のために。政治家のイメージを変えるために。政治家のあり方を変えるために私は戦います。10年後、20年後どんな筑後市を今の子どもたちに託していくのかこれがこの選挙です」

共産党・新人 河野一弘氏(54)
「ゆがみにゆがんだ福岡県政を変えていきたいです。ゆがんだ県政の中心人物である蔵内氏の地元から変えていきたいです。この闇を振り払う最初の一歩としてこの選挙を戦い抜いていきたいです」

無所属・新人 坂野忠幸氏(54)
「県議会の中枢である、本丸とも言うべきこの筑後から改革を始めなければならないです。今までのような議員のための県政ではなく、県民のための県政に上書きします」

一方、自民党は蔵内氏辞職後の後継候補を擁立できず、長年守ってきた議席を手放すことになります。新人3人の争いとなった選挙戦。10月4日に投開票されます。

一方、県議会では25日、金銭授受疑惑を証言した吉松県議が、匿名のSNSアカウントで攻撃的な投稿を繰り返していた林県議に対し、その責任を問う問責決議案を議長宛に提出しました。決議案では、議員が守るべきルールを定める「政治倫理条例の制定が検討されている最中に今回の行為が明らかになったことは遺憾。到底看過できない」としています。

福岡県議会 吉松源昭県議
「まず議会としてこの事象に対して、どう向き合うのか。そして決議されれば、林県議がそれをどう受け止めるかが問われます」

一方、林県議は25日の一般質問の冒頭で謝罪の言葉を述べました。

福岡県議会 林泰輔県議
「政治倫理条例を検討するさなか、自らの認識の甘さによって、福岡県議会、福岡県民の信頼を損ねる行為であったと真摯に反省し、おわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」

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