福岡県議会 自民党県議団の総会で松尾会長が辞意伝える 県は新たな条例制定へ

2026/08/07 (金) 16:30

高額な海外視察にパーティー券問題、金銭授受疑惑など課題が山積している福岡県議会。議員の今の任期が始まった2023年4月以降、議会の経費で実施された海外視察の費用を6日に公表しました。3年で23回に及んだ視察の総額は約2億6000万円。23回のうち19回で県が定める基準を超えていました。最も高かったのは議員ら6人が参加した2024年のヨーロッパ視察でその額は3000万円にのぼりました。費用は適正だったのか。今後、県が設置する第三者委員会による調査が実施されます。

福岡県 服部誠太郎知事
「県民の皆さまから、県政に対する疑念や不信を招く結果となっている。深くおわび申し上げます」

7日に開かれた服部知事の定例会見。県と県議会を巡っては県幹部職員らで構成する親睦会の会費で、議長らの政治資金パーティー券を購入していたり、「質問」を他会派の議員に横流ししたりとゆがんだ関係が問題視されています。

服部知事
「背景には数十年にわたり積み重なってきた議員と県職員とのいびつな関係の中で形成された慣例・慣習がある。職員自らを律し、また議員・党からの圧力から職員を守る。この2つ両面をやっていく」

服部知事は職員と議員の関係性について定めた倫理規則を全国で初めて設けると発表。議員との会食で費用を負担してもらうなどの「過剰な接待」を受けないことなどを定める方針です。不当の定義はまだ決まっていない議員という地位を利用した不当な働きかけを防ぐ条例も今後制定します。一連の問題について厳しい目が向けられているのが県議会の最大会派、自民党福岡県議団です。

自民党県議団は7日、総会を開催し、松尾会長は地震直後に政治資金パーティーを開いたことやその後の発言を巡り総会の冒頭出席者に謝罪しました。7日付で会長を辞任すると伝えました。

自民党福岡県議団会長 松尾統章会長
「この発言を巡って、大きな混乱を招き、県民の皆さまにご心配をおかけするとともに、不快な思いをさせ、そして、わが自民党福岡県議団の皆さまにも大変な迷惑と負担をおかけする結果となりました。心よりおわび申し上げます」

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