伝統工芸品織り交ぜた商品を太宰府で販売 観光地での消費活性化狙う

2025/11/21 (金) 16:30

県内の観光地の消費を活性化させようと、西鉄などが設立した企業が、伝統工芸を織り交ぜた商品を販売する最初の店舗を太宰府に出すと発表しました。

Good Local九州 吉中美保子社長
「地元福岡が誇る伝統工芸品や工業製品を発掘して、魅力を国内外の多くの人が集まる太宰府の地から発信したいと思っています」

発表したのは、西鉄やふくおかフィナンシャルグループなど5つの会社が共同出資して設立した「Good Local九州」です。今回実施するのは、セレクトショップ「ビームス」の地方企画とのコラボ事業。太宰府の梅をイメージした色のミニバッグや久留米絣のポーチなど、店舗限定の商品を販売します。店舗は太宰府天満宮の参道近くの古民家を改装し、11月29日にオープンする予定で、多くの観光客を呼び込みたい考えです。

太宰府を訪れる観光客の7割は、消費する金額が5000円以下ということで、この金額を引き上げることが狙いの一つ。観光地での消費活性化は今後、柳川などでも行っていく計画です。

「(観光地での)滞在時間、消費額が小さいことが課題です。地域資源を活用した新たな魅力創出とそれに伴う消費の拡大を目指します」

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