赤字と人手不足で進む病院統合 高齢者や子どもはどうなる?

2026/06/04 (木) 16:30

人手不足や物価高騰、赤字経営などを背景に、福岡県内の総合病院で機能縮小や統合・閉鎖の動きが相次いでいます。

久留米大学医療センターは経営悪化などを理由に、来年末までに約6キロ離れた大学病院へ統合し、事実上閉鎖されます。また、北九州市の産業医科大学若松病院も赤字解消が困難として閉鎖を決定し、約10キロ離れた本院へ機能を移します。これにより区内唯一の救急医療を担う総合病院が消えるため、利用者は困惑しています。さらに小竹町立病院も人口減少や医師不足による赤字が続き、入院用のベッドを持たない「診療所」へ縮小する方針です。

全国的にも病院数が減少し無床診療所が増える中、専門家は「子どもや高齢者など立場の弱い人をどう守るかが重要」と指摘します。限られた医療資源を維持するため、行政や医師会、民間病院が連携した地域医療の再構築が求められています。

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