問題相次ぐ福岡県議会 問われる“説明責任”

2026/06/02 (火) 16:30

1日、報道陣の前に姿を見せた福岡県議会の蔵内勇夫議長。さまざまな疑念に対し、答えました。

福岡県議会 蔵内勇夫議長
記者:海外視察のあり方がまずかったという考えはありますか?
「あります。透明性を高めます。まず部課長会があるのを私は知りませんでした。取材規制などはどの会派も考えていません」

記者から出たのは、県議会を巡る3つの問題に対しての質問。

1つ目は海外視察。特定の会社と少額で契約を結んだのち、増額することが常態化。99万円が1000万円になったこともありました。不適切な契約を見直すため1日、服部知事が議長らに新たなガイドラインを説明しました。

福岡県 服部誠太郎知事
「契約手続きは原則として競争入札とします。原則として5社程度の見積もりを、取ることにより競争性を確保します」

ガイドラインでは、複数の会社から見積もりを取る「競争入札」とすること。契約の概要などを、ホームページで公表するとしました。

2つ目はパーティー券。県幹部らでつくる組織「部課長会」が蔵内議長らのパーティー券を会費で購入していた問題です。

「県職員の意識の中にある忖度などがおりのように根付いています。これを、一掃するため明快な対策を講じます」

県は会費での購入について「慎むべき」と通達。一方、県議会の蔵内議長は、県職員へのパーティー開催の案内を自粛するべきとしました。こうした動きのさなかに出てきた、蔵内議長が指示したとされる「取材制限」の検討。指示を受けた議会事務局が、 取材ルールの素案を作成。これが「取材制限に当たるのでは」との声が噴出し、蔵内議長は素案を白紙撤回しました。一連の問題を受け、取材に応じた蔵内議長ですが。

記者
「質問が途切れるまで時間を確保した会見をお願いしたいです」
福岡県議会 蔵内勇夫議長
「検討しましょう」

わずか10分で取材対応を終了。1日会見を開くとしていましたが、台風によるスケジュール変更を理由に急きょ、中止となりました。これらの問題や対応について、街の人は?

街の人
「コスト意識がないです。民間企業だったらさかのぼってクビになります。常識のない人たちだと思います」
「議員は改めてほしいです。誰のために仕事をしているのか、1票で決まるのだから大事にしてほしいです。腹立たしいです」

県民への納得のいく説明が待たれます。

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