北九州市で民家1棟全壊 基礎部分むき出しに 福岡県対策本部会議開催

2025/08/12 (火) 16:30

大雨を受け福岡県は8月12日、災害対策本部会議を開きました。雨のピークを越え被害の状況が徐々に明らかになっています。

災害対策本部会議には、福岡県の服部知事をはじめ各部の部長らが出席しました。

その報告によりますと、北九州市八幡東区天神町で木造平屋建ての住宅の全壊が1件確認されました。家の土台部分にあるのり面の石垣が幅約20メートル、高さ約5メートルにわたり崩落しましたが住んでいた2人は逃げ出し無事です。

福岡県によりますと、人的被害は福津市で安否不明者2人、宗像市で軽傷者が1人、家屋の被害は67件報告されていて、河川被害は糸島市の桜井川の堤防決壊を含め5件報告されています。(12日午前9時現在の情報 福岡県災害対策本部会議より)

服部知事は引き続き情報収集にあたり、被災地の復旧に全力を尽くすとしています。

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