福岡県で線状降水帯発生 道路の冠水や山陽新幹線など交通にも影響 

2025/08/10 (日) 17:25

8月10日午後福岡県内で9日夜に引き続き線状降水帯が発生。気象庁は顕著な大雨情報を発表して厳重な警戒を呼び掛けています。

8月10日午前11時50分までの1時間に、宗像市付近で約110ミリの猛烈な雨を観測、気象庁は数年に1回程度しか発生しないような短時間の大雨だとして、記録的短時間大雨情報を発表しました。

また福岡、北九州、筑豊地方に、命に危険が及ぶ災害発生の危険度が急激に高まっているとして、顕著な大雨に関する情報を発表しています。

北九州市戸畑区では、アンダーパスが冠水し車が通行できなくなっていました。

交通への影響です。

山陽新幹線の博多〜広島間の上下線が運転を見合わせているほか、在来線では鹿児島線の門司港〜福間間など複数の路線で運転を見合わせています。

高速道路は、九州道の門司ー八幡間などが通行止めとなっています。

福岡県は、午前9時に災害対策本部を設置しました。福岡県内で現在人的被害は確認されていませんが、避難指示が北九州市をはじめ宗像市や古賀市、新宮町、岡垣町出されています。

8月11日午後6時までの24時間に予想される雨の量は、九州北部の多いところで200ミリとなっています。

8月11日朝にかけても線状降水帯が発生するおそれがあり、気象台では土砂災害や低い土地の浸水など厳重に警戒するよう呼び掛けています。
(情報は8月10日午後5時現在)

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