情報公開請求に関する漏えい認め 原告と和解 田川市・大任町

2025/08/07 (木) 16:30[2025/08/07 (木) 18:43 更新]

田川市と大任町に情報公開請求したことが、総務大臣だった議員の秘書に漏れたとして男性記者が損害賠償を求めた裁判。自治体側が漏えいを認め、7日、男性と和解しました。

原告 中願寺純則記者
「情報漏えいされた先が情報公開制度の総本山、総務省、そこの大臣の事務所だった。これを容認すると、制度が根幹から崩れるというふうに考えていました」

2021年6月、ニュースサイトの男性記者が、田川市と大任町に情報公開請求をしたところ、その内容が漏れました。男性は、当時、総務大臣だった武田良太氏の秘書から請求の取り下げを求められたとしていて、2つの自治体に損害賠償を求めました。秘書は、裁判の証人尋問で「情報は原告本人から聞いた」と述べましたが、証拠となった電話の録音内容と矛盾していました。被告の自治体は7日、第三者に情報が伝わった可能性は否定できないとしました。田川市と大任町は、情報管理を徹底するとしています。

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