記録的な大雨で農作物に被害 福岡・宗像市

2025/08/13 (水) 16:30

福岡県内各地に甚大な被害を出した大雨。福岡・宗像市では降り始めからの雨量が600ミリを越えるなど記録的な雨が3日間続きました。宗像市の山間部に近い地域で、コメを栽培する吉永さんです。盛り土で整地していた田んぼの一部が崩れ10月に刈り取る予定だった稲が収穫できなくなりました。

コメ農家・吉永さん
「見てもらったら分かるように(稲は)順調に育っていたんですよね。今回の(ような被害は)初めてですね」

さらに、田んぼにためた水が流出し、残った稲の生育にも影響が懸念されます。

コメ農家・吉永さん
「今から水をためないといけないので復旧工事が急がれます。天災だからしょうがないと諦めています。残った稲を収穫します」

こちらは、市内の農産物が集まる道の駅むなかたです。今回の大雨で、旬の野菜の出荷量や品ぞろえに異変が起きているといいます。

道の駅むなかた 営業部 原野真一部長
「畑に浸水してしまった農家が多数いました。この時期だと夏野菜のなすびやピーマン、キュウリが品数も多い時期ですが、例年の半減、あるいはそれ以下の入荷しかこの3連休はなかったです」

もともと今シーズンは、連日の猛暑で農作物の生育状況が悪化。それに大雨の被害が追い打ちをかける状況だといいます。9日からの3連休客足は例年のこの時期と比べ7割以上減少。売り上げも同様に7割以上減るなど打撃を受けました。

「14日までお盆の準備は続きますので、宗像の魚や野菜を家族に食べてもらえる機会になればと思い、私どもも出品者もかけています」

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