【藤井聡太七冠×永瀬拓矢九段】福岡で将棋のタイトル戦 勝負めし・おやつに選ばれたのは?

2025/08/19 (火) 16:30

将棋の8大タイトルのひとつ第66期王位戦の第4局が8月19日、宗像市で始まりました。この王位戦は予選を勝ち抜いた永瀬拓矢九段が5連覇中の藤井聡太七冠に挑みます。対局は7番勝負で第3局まですべて藤井七冠が勝利。ここ福岡の地で王位戦6連覇を決めるのか重要な対局です。18日宗像市でファンの前に姿を現した藤井聡太七冠。19日の対局に向け意気込みを語りました。

藤井聡太七冠
「ここまでの3局戦った経験を元により良い内容の将棋を見せられるように2日間しっかり集中して戦っていきたいです」


「テレビでずっと見ていた藤井聡太さんを生で見られてうれしかったです。王手を見るのが楽しみです」
「ミーハーなんですが楽しみにしていたので、(大雨で)開催が危ぶまれて心配だったが笑顔で迎えられてよかったです」

お茶で喉を潤してから静かに始まった対局は開始から7時間以上経った今も続いています。この熱戦の裏で別の「ある」戦いが繰り広げられています。それが将棋の対局で度々話題になる「勝負めし」です!2023年、北九州市で開催された「竜王戦」では、藤井さんは資さんうどんの「肉ごぼ天うどん」を選びました。今回、宗像市では2000人を超えるネット投票などから勝負めしの候補を選定。海鮮丼やハンバーガーなど。地元の食材を使った多彩なグルメが並びますが気になるのは「アナゴのボロネーゼ」に「アナゴのセイロ蒸し」。半数がアナゴを使ったグルメです。実は宗像市は県内一のアナゴの水揚げ量を誇るのです。鐘崎漁港のアナゴは新鮮な刺身でもいただけます。土産で人気のめんべいとのコラボ商品も。そして、今回テレQが藤井七冠の勝負めしとして予想したのが。

記者
「2年前の竜王戦で藤井王位が選んだのが資さんうどんでした。うどんがお好きなのかもしれません。そこでやってきたのが英ちゃんうどんです」

国道3号沿いに店を構える「英ちゃんうどん」。創業50年を越える老舗うどん店です。


「(地元で)うどんを食べるならここに足を運びます」
「僕の名前がエイスケというがあだ名が“英ちゃんうどん”と言われるくらいみんな知っています」

店員
「お待たせしました。今回勝負飯にエントリーした、冷やしぶっかけあなごうどんです」

毎日手打ちしているという自家製の麺!地元で捕れた大ぶりなアナゴを天ぷらに!
冷たく締めたうどんと大きなアナゴ天がタッグを組みました。

英ちゃんうどん 林真次さん
「宗像のアナゴを使っているので、うちのうどんを食べてほしくてエントリーしました」

藤井七冠は今回も福岡でうどんを選ぶのか?続いては長い対局に欠かせない勝負おやつ。わらび餅やどら焼き。ガトーショコラなど和洋さまざまなスイーツが並びます。中でも注目したのは創業65年の菓子店「菓子舗鼓家」が手がける「鎮国饅頭」。シナモンとバターの風味を生かした生地に、グラニュー糖をまぶした地元で愛される一品です。
   

「シナモンが大好きでおいしいのではないかと期待して来ました」
「地元の有名なまんじゅうなので客のあいさつに行くときに買います」

この店、先日の大雨では大きな被害を受けました。店内の売り場や厨房に水が流れ込み、床が全く見えないほど浸水したのです。ただ、この被害を聞きつけやって来た知人らの協力もあり浸水の2日後には営業を再開しました。

鼓家 中野和志さん
「宗像のお土産をつくりたいという思いでつくりました。皆さんが被害に遭っています。(王位戦は)宗像にとって良いニュースなので広まってほしいです」

おやつタイムは対局中、午前10時と午後3時の2回あります。

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