基準値7倍超 記者が自転車の飲酒運転体験「まっすぐ進んでいるつもりが」

2025/08/18 (月) 16:30

北九州市の自動車学校で開かれた飲酒運転の体験会。普段、教習を行う自動車学校のインストラクターなどが実際に酒を飲み飲酒運転を体験します。県内における飲酒運転の検挙数は増加が続いていて、2024年は過去10年で最多の1828件となっています。

モータースクールいとうづの森 金田聡子さん
「ビール2杯。日本酒2杯。ハイボールを半分ほど飲みました」

呼気検査の結果、基準値の3倍超えのアルコールを検出しました。

「(運転)できるのではないかという気持ちはあります」

そう意気込んで運転に挑みましたが。コース間違いや

「落ちましたね。脱輪はショックです」

運転のプロでも正常な運転が難しいことが分かります。

「目線をどこにやれば良いのか分からなかったです。分かっているコースでも怖かったです。飲んだら(運転は)やめろと伝えたいです」

記者
「今回、自転車の飲酒運転も体験できるというんです。実際に飲酒して運転してみます」

2024年11月に厳罰化された自転車の飲酒運転。基準値を超えるアルコールが検出される「酒気帯び運転」にも車と同じ罰則が課されるようになりました。福岡県警によりますと2025年1月から7月の自転車の「酒気帯び運転」は863件。一方、厳罰化前から罰則の対象であったアルコールにより正常な運転ができない状態いわゆる「酒酔い運転」の検挙はわずか1件で、法改正によって取り締まりが大幅に強化されたことが分かります

「基準値7倍超えのアルコールを検出しました。これから自転車を運転してみます」

安定した運転ができていません。

「運転できるとは思っていたが、運転してみると自分が蛇行していると感じられて、改めて危険だと感じました」

この記事をシェア

最新のニュース

  • テレQ|テレQ ニュースPLUS
  • テレQ投稿BOX
  • アナウンサーズ公式Xはこちら
  • テレビ東京|[WBS]ワールドビジネスサテライト
  • テレビ東京|Newsモーニングサテライト
  • テレビ東京|昼サテ
  • テレビ東京|ゆうがたサテライト