大型捕鯨船「関鯨丸」が博多港に初入港 クジラ文化広がるか

2026/08/20 (木) 16:30

山崎アナウンサー
「午前8時です。ゆっくりとこちらに向かってきているのが大型の捕鯨船「関鯨丸」です。初めて博多港にやってきました」

全長113メートル、幅21メートル。東京の捕鯨会社、共同船舶の「関鯨丸」です。

山崎アナ
「船内の上甲板という場所です。奥に見える引き揚げ口から鯨を引き揚げてここで解体をします。大きななまな板というわけです。さらに床の素材も家庭で使われているまな板と同じ素材が使われています」

関鯨丸は「母船」という捕獲したクジラの解体などを行う船です。小分けにした肉を真空パックにして急速冷凍。450トン保管できます。一連の作業を船で素早く行うため鮮度を保てます。船で解体したナガスクジラのベーコンをいただきました。

山崎アナ
「とろっとしている。口の中の体温で脂が溶けます。塩加減もほどよくておいしいです」

共同船舶 所英樹社長
「福岡では今までも食べていたけど、それ以上に食べてほしい今回の入港の目的です」

福岡では古くからクジラが身近な食材でした。

下関市立大学 岸本充弘教授
「江戸時代には宗像の大島や地島では古式捕鯨が行われていた痕跡があります」

戦後の食糧難からたんぱく源としてクジラの肉は定番食材になり、あの郷土料理にも使われていました。

下関市立大学 岸本教授
「昭和30年代、肉といえばクジラの肉。消費も多く安かったんです。今は筑前煮は鶏肉ですけど、以前はクジラの肉だったという話も聞きます」

そんなクジラ料理の思い出を街で聞きました。

70代女性
「魚屋さんが持ってきてくれて、母が切ってお皿に盛っていました。当時も貴重品だったんじゃないでしょうか」
70代男性
「子供のころはクジラステーキでした。牛肉のステーキ食べたことなかったですね。今は高級品になっていますよね。もっと食べられるようになればいいと思います」

2019年、半世紀ぶりに商業用の捕鯨が再開されましたが、なじみのない世代にも広まるのでしょうか。

この記事をシェア

最新のニュース

  • テレQ|テレQ ニュースPLUS
  • テレQ投稿BOX
  • アナウンサーズ公式Xはこちら
  • テレビ東京|[WBS]ワールドビジネスサテライト
  • テレビ東京|Newsモーニングサテライト
  • テレビ東京|モーサテサタデー
  • テレビ東京|昼サテ
  • テレビ東京|ゆうがたサテライト