断水が続く被災地 暑い中の片付け ボランティアも本格化

2026/08/10 (月) 16:30[2026/08/10 (月) 20:12 更新]

失われた日常を取り戻すべく熊本の被災地では徐々にではありますが、復旧・生活再建に向けて動きが始めています。

熊本県八代市は8月10日、自宅の被災状況を証明する「り災証明書」の申請について窓口での受け付けを開始しました。

記者
「八代市役所ではり災証明書を求める人たちが、すでに100人以上並んでいます」

八代市ではオンラインですでに4000件を超える申請が寄せられていますが対面での申請を希望する人たちも多く、午前10時の時点で200人を超える人が市役所を訪れました。

被災者
「朝の3時ごろ出て5時前に着きました」

記者
「オンラインでもできるのは知っていましたか?」

被災者
「知っているが機械が苦手」

こちらの男性はオンラインで申請済みですが。

被災者
「このような画面は出たけど本当に受け付けられたのかを確かめに。オンラインだと不安」

八代市役所担当者
「罹災証明の発行には現地調査が必要なものが多数。この現地調査は先着順ではなくエリアごとにある程度まとまった数でするので、先に申請したからといって早くなることはない」

市は窓口での対応を希望する被災者に対し時期を分散して訪れるよう呼び掛けています。

そしてこの週末震度7を観測した氷川町では被災した家屋の片付けを支援するボランティア活動が本格的にスタート。高齢の女性がひとりで住む家では福岡から駆けつけた高校生らが散乱した食器や家具などを片付けていました。

福岡から来た高校生
「僕の親戚が熊本に住んでいる人が多くて、おじの家が倒壊して、それでボランティア活動に興味を持った」

被災した人たちが自宅の片付けや仕事に復帰する必要があるなか、行政が子育て世帯を支援する動きも。

記者
「たくさんのおむつがならんでいるこちらは、子どもがいる家庭も安心して過ごせる施設なんです」

氷川町は子どもとその家族や妊産婦などが24時間過ごせる施設と子どもの一時預かり施設を開設しました。このうち、子どもの一時預かりは0歳から小学生までが対象で午前8時から午後6時まで対応しています。

施設担当者
「一時預かりを始めたスタッフたちのスローガンが夏休みを取り戻そう。子どもたちがこどもらしく過ごせる場所を目指していて、思いっきり走り回ったり遊んだり学習の機会も設けて、子どもたちが楽しめるように私たちで作っていきたい」

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