【熊本地震】断水続く被災地に別府温泉を 「過密な避難所」の課題も

2026/08/07 (金) 16:30

熊本県宇城市の避難所の一つ、小川中学校の体育館です。段ボールベッドや仕切りが並び約140人が避難しています。市内では地震発生直後に開設した複数の避難所でスペースが足りず、段ボールベッドや仕切りの設置が進んでいません。そのため、より環境が整った避難所に移る人も出ています。こちらの80代の女性は、近くの避難所から移ってきました。

記者
「仕切りや段ボールベッドがあるがはどうですか」

被災者
「全然違う。床よりいい。寝心地も違う」

記者
「他の人の目が気にならない点はどうですか」

被災者
「それもとてもありがたい」

避難生活が長引く中、限られたスペースで過ごす人たちの環境をどう改善していくかが大きな課題となっています。

こちらも断水が続く八代市の避難所です。熊本県の苓北町商工会青年部などが炊き出しを実施。肉うどん300食とかき氷100食を用意しました。

さらに、被災者に温泉で疲れを癒やしてもらおうと、大分県別府市が移動型の温浴施設を設置。おととしの能登半島地震でも被災地で入浴できるよう支援した経験があります。お湯は、毎日別府から運んでくる温泉です。シャワーはありませんが実際の温泉にゆっくりつかることができます。このサービスは8月20日まで続ける予定です。

別府市役所 防災危機管理課 中西郁夫課長
「暑い中避難生活は非常に過酷でつらいものだと思う。一人でも多くの人に入ってもらってほんの一瞬でもほっとしてもらいたい」

氷川町では、「り災証明書」の発行に向け全ての建物を対象とした被害調査が始まりました。調査にはNTTのAIを活用したクラウドシステムを導入、使うのはタブレット端末です。これまでの紙の調査では集約に膨大な時間がかかり、り災証明書の発行に影響がありましたが、このシステムにより写真や調査結果の集計が自動化され業務が7割ほど削減できるということです。

調査が完了した住宅には「調査済証」が掲示され、住んでいる人はその「調査済証」を氷川町の特設窓口で提示することで、り災証明書を受け取ることができということです。

この記事をシェア

最新のニュース

  • テレQ|テレQ ニュースPLUS
  • テレQ投稿BOX
  • アナウンサーズ公式Xはこちら
  • テレビ東京|[WBS]ワールドビジネスサテライト
  • テレビ東京|Newsモーニングサテライト
  • テレビ東京|モーサテサタデー
  • テレビ東京|昼サテ
  • テレビ東京|ゆうがたサテライト