“金銭授受”告発県議「議長としての信任を失っている」 蔵内議長の議長職辞職を求める決議案を提出

2026/08/14 (金) 16:30

金銭授受疑惑を告発 吉松源昭県議
「金銭授受問題、高額な海外視察、熊本地震後の対応と『ネパールは天国だった』という発言、そしてワンヘルス事業。一連の問題として総合的に判断しました。蔵内議長は、もはや福岡県議会を代表する議長としての信任を失っていると考えます」

議長・副議長ポストを巡る金銭授受疑惑を告発した吉松源昭県議は、蔵内勇夫議長に対する辞職勧告決議案を14日提出。8月17日の臨時議会で審議される方針です。 

「なぜこうした問題が生じてきたのか。なぜ蔵内議長への追及が行われてこなかったのか。(県議は)県民の立場に立って判断してほしいです」

辞職勧告決議案は、議長本人と議事進行者を除く出席議員の過半数で可決されますが、法的拘束力はありません。一方、蔵内議長が所属する自民党県議団を含め各会派が賛同するのか、注目されます。

8月10日、金銭授受疑惑を受け、自らの進退を問われた蔵内議長は次のように述べています。

福岡県議会 蔵内勇夫議長
「なんで(議員辞職)しなければいけないのか。匿名で私にお金を渡したと言っているんでしょう。私はぜひその人にお会いしたいです。本人の勘違いもあるのでは」

一方、金銭を要求したと名指しされ7月、議員辞職した中尾正幸前副議長。その後任を決める選挙も17日の臨時議会で実施されます。

自民党福岡県議団 渡辺勝将会長
「第一会派である自民党として副議長は出すべきだという結論になりました」

これまでに、自民党県議団は副議長候補を擁立することで一致。16日、再び総会を開き、立候補した議員の中から投票で1人を選ぶとしています。第2会派である民主県政クラブ県議団は候補を擁立するか検討を重ねています。また14日、無所属の議員らで構成する新政会の椛島徳博会長が立候補の意向を表明しました。副議長選挙と、蔵内議長の辞職を求める新たな動き。県議会の信頼を取り戻す第一歩となるのでしょうか。

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