特捜Qチーム 「VRが広まらない?生活を変える日は来るのか」

2021/03/31 (水) 17:00[2021/03/31 (水) 18:55 更新]

【スタジオ】
●木戸優雅 アナウンサー
コロナ禍で変わった私たちの生活。テレワークやオンライン授業、オンラインライブ、オンライン観光など新しい生活様式が少しずつ根付いてきました。視聴者の疑問に答える31日の特捜Qチームは、急速に進むデジタル化についてです。

●立花麻理 アナウンサー
VR・仮想現実の最新技術で私たちの生活がもっと便利になるかもしれません。

【VTR】
31日、福岡市天神にオープンしたのが「パラレアルラボ」。最先端の技術を集めた福岡発の「VR」創造・体験施設です。VR・バーチャルリアリティは映像やCGでここにない空間や物を本物のように感じさせる仮想現実を作り出すことです。こちらではVRを私たちの生活に活用しようと、国内外の技術者たちが新たなコンテンツを研究、発信します。今後、バーチャルのキャラクターがガイドする旅行体験など新たなVRを開発しビジネス化を目指します。

●パラレアル 大仁田英貴 社長
「技術がどんどん先行しすぎてちょっと世の中の人たちがついていけいない状況が課題があるのかなと。日常に溶け込むのが一番大事なポイントだと思っている。いつどこでもアクセスできるような新しいプラットフォームのかたちを作っていきたい」そこで、31日の特捜Qチームは「VRが広まらない?生活を変える日は来るのか」

【スタジオ】
●立花麻理アナウンサー
VRと聞くと便利そうなんですが、個人的には身近ではなくて、私のようような人多いのではないでしょうか。

●木戸優雅アナウンサー
ゲームやスポーツ観戦はピンと来るが…ビジネスで導入している企業はまだ少ないという印象。「生活を変える日は来るのか」というテーマで深堀していきます。まず、2016年がVR元年と言われて、その後の国内のVRなどの市場規模。2019年が3951億円。今年は6195億円と予測。右肩上がりではあるが、当初の期待とは裏腹に市場規模の拡大は緩やか。専門家は、価格と使いにくさを課題にあげています。

【VTR】
●木戸優雅アナウンサー
広まっていないためその可能性がなかなか見えてこないVR。研究する大学ももどかしさを感じているようです。

●松井陽子 記者
「なぜVRはあまり広まらないのでしょうか」

●九州産業大学芸術学部 佐野彰教授
「一つはまず機器の価格。専用のコンテンツになると比較的値段が高い。ちょっと体験すれば面白いというのはあるが、毎日楽しみたくなるようなものがあるのかと。この経験を得るためにお金を出すのかとこの二つの要因がまだユーザーの満足に達していないからじゃないかと思うゲームではなくオンライン会議のようにVRも日常的に使われるようになるのでしょうか。ある技術的進化がそのカギだと言います。

●九州産業大学芸術学部 佐野彰教授
「身体性との連動ではないかなと思います。(コントローラーを)操作しているという感覚じゃなくて体を動かすことによってその空間の中で体験することができるセンシング技術が今後のVRを発展させてくれるんじゃないかなと思います」

佐野教授の言う「センシング技術」とは体の動きとの連動性です。バーチャルな空間で自分の体のように動かすことができればバーチャルをよりリアルに感じることができるからです。例えばVRの世界で「触ったら動く」というようなシステムが完成する日もそう遠くはなさそうです。

【スタジオ】
●木戸優雅アナウンサー
例えばVRの中にスーパーがあったとしたら、そこで買った物が現実の世界に届くようになったら、もっと普及しそうですよね。

●立花麻理アナウンサー
そうですよね、一方、テレワークやオンライン会議は一気に浸透しましたよね。そんな中、福岡市のIT企業がテレワークの場にVRを取り入れたということで私も体験させてもらいました。

【VTR】
●立花麻理アナウンサー
「えー!面白い!自撮り棒が出てきましたよ、今私たちが見ているのは社員の皆さんがVRゴーグルをはめて仮想現実の中にいる様子を見ているんですが、自撮り棒が登場して自撮りができるんですよ!この中にいる人は仮想現実の自分、アバターの自分として中で動いているんです」

福岡市のIT企業「ヌーラボ」です。ヌーラボではいち早くテレワークを導入しましたが、課題も浮かび上がっていました。

●ヌーラボ 橋本 正徳社長
「テレワークが始まるとここの1個(のコミュニケーショ
ン手段)オフィスでたまたますれ違いざまに話した、みたいなのがなくなって、チャットかテレビミーティングになる、なので、VRヘッドセットで失ったここの1個をどうにか戻すという」

VRを使って雑談の機会を!実際どんな効果があったのでしょうか?私も体験してみると

●立花麻理アナウンサー
「ハイタッチができる?!わぁ!感触があった!せーのイエーイ!すごい!すごいすごいすごい!」

●ヌーラボ 橋本 正徳社長
「VR体験が初めての人も多いので『わ〜すごい』と、コミュニケーションが活発に行われている、息遣いが分かる距離感で話せる、仕事で使うコミュケーションツールを開発している会社なのでVR上のソフトウエアとかができるようになればいい」

【スタジオ】
●立花麻理アナウンサー
ヌーラボでは、VR体験をしたことがない人が多かったので、今まではイメージの共有が難しかったけれど、社員全員でこれから体験を繰り返すことで、理解も深まるし面白いと感じる人が増えればVRが浸透する可能性は大と話していました。そして、こちらはVRの中で撮影した写真を現実世界に取り出して現像したんです。こんなこともできるんです!

●木戸優雅アナウンサー
可能性の広がりを感じます。VRで、もっと生活を変える日が来るのか」答えは「来る!」そのためには「困った」を解決する道具になること。「見る」だけからVRの世界で「触ったら」動く仕組みが日常的に使われる道具になることが大切。特捜Qチームでした。

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