「新しい一歩を」蔵内氏“辞職”から一夜明け自民会派が総会 信頼回復に向け進めるか

2026/08/26 (水) 16:30

蔵内氏のコメントより一部抜粋
「新しい体制のもとで、県議会が一日も早く本来の役割を取り戻し、県民のための議論に全力を注いでもらいたい。県民からの信頼を取り戻し、新たな一歩を踏み出すことを心から願っている」

記者
「25日付で議員辞職した蔵内氏。以前は写真のパネルが掲げられていたがすでに取り外されています」

トップ不在という、異例の展開を迎えた福岡県議会。9月の早い段階で、後任の議長を決める選挙が実施される見通しです。26日、最大会派である自民党県議団が会合を開き、議長選挙に向けた対応を話し合いました。冒頭、渡辺会長が蔵内氏から預かったというメッセージを読み上げました。

蔵内氏からのメッセージ
「本来であれば、県議団の皆さま一人一人と直接顔を合わせゆっくり時間を取って話をしたいという思いですが、ここしばらくさまざまなことが続き、心身共に張り詰めた状態で過ごしてきました。今はもう少し時間が欲しいです。少し落ち着いてから改めて話をしたいです」

会合は非公開で行なわれ3時間ほどで終了しました。議長選挙については8月31日までの間に候補を募り、9月2日の総会で所属する議員らによる投票で1人を決めるということです。

自民党福岡県議団 渡辺勝将会長
「自由闊達に意見交換をして票が割れたとしても、最終的には決まった候補を応援しようという確認は取りました」

混乱続く県議会のかじ取りを担うのは誰になるのか?その他の会派も今後、会合を開き対応を協議する見通しです。

一方、蔵内氏が9月議会での制定を目指すとしていた議員が守るべきルールを定めた「政治倫理条例」の議論も加速しています。26日午前、開かれた議員提案の条例について主要会派が話し合う「政策条例検討会議」では政治倫理条例について議論が交わされました。会議では9月議会での成立を目指すことで一致したほか、条例制定に当たり、県のホームページなどで県民からの意見を募るパブリックコメントを実施するとしました。

政策条例検討会議座長 江口善明県議
「9月議会は議会改革に集中的に取り組まなければならないです。県民からの信頼回復が一番大事です。条例制定に当たって県民の意見を聞くためパブリックコメントを設けることを決めました」

政治倫理条例を巡っては公明党県議団が9月3日独自に作成した案を発表しています。その中では、疑念を持たれる金品の授受を禁止するほか、高額と批判を浴びている海外視察について、費用の公開を義務付け。外部の有識者による審査会が違反がないかを検証し違反が確認された場合には、議員辞職を勧告できるとしています。

混乱が続くまま突入するとみられる9月議会。福岡県議会は信頼回復への一歩を踏み出せるのか、注目されます。

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