「原点に帰り県政改革を」 福岡県が議員らからの不当な要求から職員を守る条例

2026/09/03 (木) 16:30

社民党福岡県連 梶原正実代表
「県民は県議会のありように憤りを感じています。県議会の正常化に向けて取り組んでほしいです」

混乱が続く福岡県議会。1議席を持つ社民党の福岡県連が3日、副議長宛てに申し入れ書を提出。実施が決まった金銭授受疑惑を巡る第三者委員会の調査に誠実に対応することなどを求めました。その後、服部知事宛てに県と議会との「なれ合い構造」を改善することなどを申し入れました。

福岡県 服部誠太郎知事
「長年続いてきた慣例や仕事の進め方の中には、今の時代に照らして見直すべきものも多く残っています。改めて原点に立ち返り、県政改革を行います」

県と議会の関係を巡っては、これまでに県幹部による組織の会費で県議らの政治資金パーティー券を購入していた問題などが発覚しています。8月、県が幹部職員に実施したアンケート調査では、業務で不当な要求を受けた、もしくは見聞きしたと答えた人が半数にのぼり、その相手として「議員」が最多を占めました。具体的には、要求に応じなければ議会運営に支障が出ることを示唆する発言や議員個人の広報誌などの原稿執筆を求められたこともあったといいます。

こうした状況を踏まえ県は、議員などの不当な要求から職員を守るための条例を9月議会に提案する予定です。職員に対して優位な地位にある人が、立場を利用し要求を迫ることを禁止。不適切な要求があった場合、相手の氏名や要求内容を公表できるとしています。このような条例の制定は、実現すれば全国で初めてとなります。

福岡県 服部誠太郎知事
「どれほど地位や権限のある人からの要望であっても、それが不当な要求にあたるものであれば、職員が毅然として対応できるようにすることを目指します」

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